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2009.08.25(火)初心に帰り、決心をする。[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、御疲れ様です。8月も残り僅かとなりました。8月という月は、64年前の8月6日に広島へ、9日に長崎へ原爆が投下され、その後15日には終戦を迎えた経緯があり、毎年、この季節になると、戦争特別番組が放映されています。戦争を経験した事のない私は、年長者の話や資料館の見学、報道を通じて戦争を知るのですが、そこに感じ得るのは、戦争の悲惨さだけではなく、主にその時代を生き抜いた人々の力強さを強く感じます。 現代社会を生きるのはとても大変だと言われていますし、100年に1度の大不況とも言われる中、仕事や家庭の事で悩んでいる方も多いでしょう。私は自分の役割として当然に会社経営の事が頭の中の多くを埋め尽くすのですが、何時も究極を考えます。「究極に上手く行った時」と「究極に上手く行かなかった時」です。しかし、究極に上手く行かなかった予想を立てた時でも、64年以上前の人々が究極に上手く行かなかった時と比較をすると、比較しようが無いほど生命が脅かされるリスクは低いのです。とても贅沢な時代なのです。贅沢な時代だからといって胡坐を掻いていてはいけません。贅沢な時代だからこそ、毎日の些細な事に対して感謝の念を抱くことこそ肝要です。当たり前のように口にしているご飯粒の一粒一粒に感謝しなければいけませんし、先祖と家族や親族、友人、そして職場とその仲間達に感謝しなければいけません。うるさく叱ってくれる先輩や、耳障りな事を言ってくれる友人こそ本物なのです。物が溢れ、情報が溢れ過ぎた現代だと何が本物なのかが分かり辛くなりますが、冷静に見失わない様に生きなければなりません。「美味しい」と思ったものでも、毎日食べていると、そうは思わなくなりがちです。「うれしい」と最初は感謝していた事でも、時間の経過と共に「当たり前の事だ」と思いがちです。しかし、それではいけません。初心を忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けないと心が貧しくなり、欲望が強くなります。欲望というものは、強くなればなるほど際限がありませんので、とても厄介です。強い欲望は、美味しいものを食べては更に美味しいものを欲し続け、愛するパートナーには、以前受けた愛情表現には感謝の気持ちを忘れた上に、自分のことは棚に上げて多くを要求し続け、物欲は果てしなく多くを欲する、というような醜い心を作るものなのです。しかし、戦後生まれの世代は、食料等の物資に飢えたことがある人は少なく、本来「有り難い」と感じなければいけない事に対して「当たり前」と捉える様になっていないでしょうか?戦後生まれの人々が、そのような間違った心を持たないようにする為にも、先人達は、冒頭に述べた原爆投下の記念日や、終戦記念日には特別番組等を通じて、反省や悲惨さだけではない、その当時の「心」の良い面を現代人に対して、無意識のうちに伝えようとしているのではないでしょうか?だからこそ私は、年長者との話の後や、特別番組などを見た後には、いつも当時の人達の人間としての強さを感じ得るのではないかと思います。私は、先人達のこの無意識の教育にとても感謝しています。 私達の行なう「賃借人保証事業」は高い社会貢献性を兼ね備えていますが「人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事。」を行わなければ実現出来ません。「人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事。」を行なう訳なので、決して楽な仕事ではないのは当然の事です。しかし、つい「ああ、面倒くさい!」と感謝の気持ちを忘れてしまう時があるのです。あってはいけないのにあってしまうのですが、誰もが経験があると思います。しかし、私達が面倒だと思えば思う程、誰かの負担がとても軽くなっているのです。私達は日常業務でとても理不尽な酷い言われを受けたりします。また、一瞬、凍てつく程に恐怖を覚えるような事を言われる時もあります。しかし、それは誰かが受けていた辛さの身代わりになる事が出来た証なのです。決して誰にでも出来る仕事ではありません。真の勇気と誠実さを持っている人のみが行なえる仕事。それが私達の行なう「賃借人保証事業」です。 このようにフォーシーズ株式会社の「賃借人保証事業」という仕事は、そこで働く私達が辛ければ辛い程、汗を掻けば掻く程、世の中の人々の心の負担が軽くなるものです。 代表取締役社長 丸山輝のフォーシーズブログでした。
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