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社訓十ヶ条

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2012.01.05(木)

平成24年度新年のご挨拶

[ 代表取締役社長 丸山輝 ]

皆様、新年明けましておめでとう御座います。
激動の平成23年が終わり、今年からはどんな年になっていくのか?との議論が様々な場面でなされています。私は、今年の日本経済と世界経済がどのように推移するのか予想出来ません。日本経済を長期的に見たときに「人口が増えないのであれば経済は伸びないと思います。不動産をはじめとして物価も上昇しないでしょう」と20年前から言っているのも事実ですし、その環境下でも「バブルは周期的に必ず来ます」と言っているのも事実です。しかし、今年1年がどうなのかが分かりません。いつもは自分なりに答えは出せるのですが。ただ、フォーシーズ株式会社だけに限っては「今期も増収増益である」更には「過去最高益になるだろう」「今後、長期に渡って増収増益を続ける」とハッキリ言えます。振り返ってみると平成23年というのは今までで一番早く1年が過ぎ去って行った年でした。当初、私の昨年の予定は海外出張が多く組まれていたのですが、3月11日の大震災を受けて全て白紙となりました。スケジュール変更を行なった私は震災の影響で資金繰りが急激に悪化した企業や事業主の家賃延滞が、もしや3月末~夏季にかけて大量発生するのではないか?と猛烈に不安に駆られ、出来る限り多くの資金を集めて来るべき時に備えていたのですが、結局は取り越し苦労で終わりました。たしかに月額賃料数百万円という高額案件の明け渡し訴訟もそれなりにはありましたので、損害額合計が数千万円に上る案件が多数存在しました。しかし、キャッシュフローには影響せず、決算も無事に前々期に比べて前期は大幅な改善=黒字決算となりました。その流れのまま今期は過去最高益を出し、弊社本来の無借金経営に戻す予定です。更に財務の改善により昨年まで我慢してきた経営戦略を今年から攻めの経営戦略に転換するつもりです。

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今年から行なう主な取り組み。
・北海道エリアのアライアンス
・東北エリアのアライアンス
・沖縄エリアのアライアンス
・決済システムの充実

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攻める前に改革(配置転換)。
弊社のような労働集約型のサービス業が成長(人材成長の)する為には、組織の要の働き方(中間管理職の部下へのマネジメント)が最重要課題です。残念な事に最高経営責任者の私が社内に何度もメッセージを出しているにも拘らず、営業部では営業戦略を変えず、家賃パトロール部ではライン表の確認の際や債権報告会などの大切なマネジメント業務で部下にメッセージとは逆の業務の落とし込みを行い、結果として、組織全体が経営方針とは違う方向に向かう組織作りをする中間管理職の人がいます。その人が作り上げた拠点はいつも忙しく、その拠点の社員は疲れ、その拠点は赤字です。まるで日露戦争の203高地です。目標を達成するどころか、味方の屍の山を積み上げているのです。その責任は最終的に誰にあるのかというと、全ては私の責任です。赤字の拠点の社員の皆様方、辛い思いをさせて誠に申し訳御座いません。しかし、謝るだけでは私は経営者といえません。私は改革を実行致します。

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赤字になるのは問題点から逃げているから。
【営業部での問題点の発見は営業現場にあり】
営業には営業戦略というものがあります。しかし、赤字になるリーダーは間違った営業戦略を変えようとはしません。変えなければならない事がよく分からないからです。それは何故か?営業現場に行かないからです。指示するだけで営業に行かないのです。これでは駄目です。リーダーこそ誰よりもお客様の声と接しなければいけません。もし、売上が低いのに「誰よりも営業に行っています」と言うリーダーがいるのであれば、それは残念ながら、営業ではなく、営業妨害となっているのでしょう。営業に行ってもお客様のニーズを把握しないので、結果、行っていないのと同じか、逆の営業妨害となっています。それは苦手なものからの逃避。苦手な意見からの逃避。改革する事からの逃避の結果です。このような人は、禁酒、禁煙、勉強、運動の類も3日坊主です。自分が可愛くて仕方が無く、自分に厳しく出来ません。総じてこのような人はゴマを摺られるのが大好きです。ゴマを摺らせて自分を安心させているのです。そんな事に部下の労力と時間を費やす事を強いている間に、実態を把握して改革する人達に猛烈に出し抜かれていくのです。それは社外だけではなく、社内からでもあるのは当然な事です。

【家賃パトロール部での問題点の発見は試算表にあり、それは営業戦略に通ずる】
家賃パトロール部では、社員の方一人一人がそれぞれの達成率を追う日々となります。そして、達成していれば「良かった」となり、達成しなければ「来月は頑張ろう」となるのではないでしょうか。でもその拠点の全員が達成していても、赤字である事もあります。逆に達成者が少なくても黒字の場合もあるのです。その確認を行なうのが毎月の取締役会です。取締役会で月次決算書を拠点別に見る事によって、最終的に自分達は貢献(黒字)しているのか、足を引っ張っている(赤字)のかが分かるのです。誰でも貢献したいと思っている事でしょう。その逆である赤字拠点の場合、営業戦略に問題があるというのは取締役会に参加していない方でもご存知だと思います。赤字拠点では戦略・方向性を会社本来のものに修正しなければなりません。そうでないと家賃パトロール部の方がどれだけ目標を達成しても「赤字」という結果が待ち受けているのからです。それなのに取締役会をただ漫然と過ごしているリーダーの拠点、改善・改革を行なわないリーダーの拠点は、部下の方の「貢献したい」という気持ちを汲み取らずに、営業戦略を間違ったまま放置し、更に赤字を垂れ流し続けるのです。前述したとおり、今年から新たな攻めの取り組みを行なうつもりですが、その前に社内の問題を改善しなければ外に攻めても内側から崩壊するだけです。今年は来期からの取り組みが成功する為に、これら社内の問題を今期中に解決する所存です。皆様、宜しくお願い申し上げます。
以上、代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。

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