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社訓十ヶ条

2014.04.20（日）

空母赤城

[ 埼玉スタッフ ]

御疲れ様です。埼玉店の中島です。
4月になったとはいえまだまだ朝と夜での寒暖差のある日が続いていますが皆様如何お過しでしょうか。私は残念ながら昨年より花粉症を発症してしまい、この時期になると風邪なのか花粉なのかがわからずたまに困惑します。

話は変わりますが、先日久しぶりにとある映画を見てきました。映画館というのは自宅で干渉するよりも音響の兼ね合いもあって迫力が違いますよね。

そうです、永遠のゼロです。百田直樹さんの小説は何作か読みましたが正直この本は一番好きだったので映画化するとなった時の期待は大きかったです。注目頂きたいのは劇中に登場する空母赤城。皆さんはご存知ですか？「空母赤城」と検索すると写真が直ぐ出てきます。
太平洋戦争初期に大日本帝国海軍が建造した航空母艦で、ハワイ真珠湾攻撃で機動部隊の旗艦となった主力空母であることは有名ですね。私は知らなかったのですが、この空母がもともとは空母ではなかったというのですから驚きです。高速で大型主砲を搭載した巡洋戦艦としてそもそも建造され、その途中改造により空母として生まれ変わったというのです。よく見ると確かに海面からの高さ等を考えれば少し不思議な構造になっていますよね。船尾が沈む様な作りになっている点などは特にそうです。
あまりにも知名度が高い故この映画でもこの赤城は登場しています。零戦を語る上では外せない空母にはなるので当たり前かもしれませんが、映画で驚いたのは劇中に登場する赤城や零戦の戦闘シーン。現存している写真を基に作られたとは言えど日本のビジュアルエフェクツがここまで来ていたのかと思う仕上がりです。真珠湾攻撃時の零戦が緑色であったり、細かい部分では疑問がでるところもありましたがストーリーは抜きにして見る価値があると思います。
戦争を知らない時代に産まれた我々にとって歴史・各々の時代を生きた人々の意識・理念を正しく捉えるというのは非常に難しい事ではあります。自身が産まれ育った国の歴史を知り、理解ができない事実・思想があったとしてもそれを受け止める。過去から答えを見出し、これからの時代に活かそうとする意識、それを基にした行動を着実にとる事が今後より良い社会を築く上で、我々には必要不可欠な事ではないかと思う今日この頃です。