フォーシーズブログ｜インフラ創りは面白い

企業理念

社訓十ヶ条

2015.04.06（月）

インフラ創りは面白い

[ 代表取締役社長丸山輝 ]

皆様、お疲れ様です。
入社式も無事に終わり、新入社員研修真っ只中ですね。

社会人生活に慣れるのが大変で、まだまだ仕事の面白さを感じるどころではないでしょうが、しばらくするとその面白さを体感する事となります。さて、何が面白いのでしょう？企業理念に則り社会貢献を行うのがやりがいなのは当然なのですが、実は、私達が新しいインフラを整えているという充実感がその面白さの要因です。
インターネットの普及により情報革命が起きてから随分と経ちますが、インターネット化が一番遅れてやって来た業界が不動産業界です。やって来たと書きましたが、あくまで一部分であり、まだまだアナログな業界です。理由の一つとしては、契約については会わずに行えるのですが、重要事項説明が相対必須なのがその理由の一つです。しかし、今年から検証段階ではありますが、ネット上で重要事項説明が行われる事となりました。いよいよ不動産業界もデジタル新時代へと突入となりそうです。一方、私達フォーシーズ株式会社は賃借人保証業務を開始して１４年の間、絶えず成長を行う事が出来ましたが、それを可能としたのもインターネット普及による情報革命があったからこそだと私は思うのです。私達が行う業務はあくまでもバーチャルなものではなくリアルな仕事になるのですが、不動産業界は世の中のインターネット普及の影響を受け、少しずつバーチャル化がなされて来ました。その結果、リアルな手間のかかる仕事が賃借人保証事業を生み出す事となったのです。これは数あるインフラの中でも物流業界と似ていると感じます。インターネットの普及により、百貨店やスーパーの売り上げが落ち、ネット通販の売り上げが伸び続けていますが、その結果、物流業界の宅配業務は新たなインフラとしてその存在感を増し続けています。私達フォーシーズ株式会社も日本経済の根底を支える不動産の収益である家賃を決して滞らせない強固なインフラとして社会を支えて行かなければなりませんし、その存在感は増すばかりでしょう。

そもそも昔の家主業では入居者と相対して面接するのが当たり前でしたし、家賃も手渡しでしたから入居者の状況も把握出来た筈です。しかし、今ではそんなことしていては入居者から嫌われます。一方で相対しなければ家賃の滞納もし易くなるというもの。尚且つ、家賃滞納はお金を払わないからといって、その他のインフラのように止められたり、泥棒や万引きとして捕まったりはしませんから、家賃滞納への罪悪感は低いのだと思います。ネット上にあふれる家賃滞納者のコメントからは、そのあたりがよく見てとれます。またこのネットへの書き込みが気になる不動産業者の方も大変多く、なるべく面倒な家賃滞納者との対応はしたくないというのが大きなニーズとなっている訳です。営業に専念したいのにおかしな家賃滞納者との対応に追われると良い事など何一つありません。後ろ向きな仕事は経費ばかりが出て売り上げはゼロですからたまったものでは無い訳でしょう。このように時代の波が不動産業界を変えていく中で、日本経済の根底にある不動産の収益である「家賃」を滞らせない為に、私達は新しいインフラを創っているのです。家賃が滞ってしまうと、家主は銀行への返済が出来なくなりますし、ファンドやリートは利回りが下落し、その価値が毀損します。不動産の価値が下がると銀行の貸し倒れが増えてしまいます。こうなってしまっては、経済は悪くはなっても良くはなりません。私達フォーシーズ株式会社はそのような事にならないように、日々、額に汗して不動産インフラを創り、磨き上げているのです。新たなインフラ創り！こんなに楽しい仕事はそうはないのです。