2015.01.26(月)
『謙虚』と『感謝』
[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、お疲れ様です。
昨年の秋に久しぶりにキャリア採用を行ないましたが、お陰様で良いご縁も有り、楽しい仲間が増えましたね。今回、再認識したのは応募者数の多さです。相変わらず多数のエントリーがあり、とてもじゃないけれど採用担当者も全員とはお会い出来ません。書類選考で沢山の方へお断りメールを送る事となります。基本的に新卒入社後数年ほどで転職しようとしている第2新卒と言われるような人は書類選考で落とします。何故なら、直ぐに辞めるからです。この人達は、現職を卒業する形になっておらず、自らの努力不足を会社の所為や上司の所為にしたまま、転職によって自らが活躍出来そうなあらたな居場所を探しています。しかし上手くはいきません。まず、自らの振る舞いを正さなければ転職出来たとしても次の仕事場でも上手く行く筈が無いのです。一方、書類選考を通過した方達には筆記試験と面接を行いますが、実はなかなか良い人はいません。学力レベルが基準値以下だったり、やはり現職を卒業する形になっておらず、自らの努力不足を会社の所為や上司の所為にしたまま、転職によってあらたな居場所を探している人が多かったりします。
環境を変えたければ、まず必要なのは自分が『謙虚』になる事です。足るを知るとでも言いましょうか。そして『感謝』の心を持つ事。そうすれば環境は良い方向に変わります。謙虚さや感謝の心を持たずに場所を変えても、その人の周りは実は前と同じ環境となってしまいます。このような人は何処で働いても、誰とパートナーになっても、いつも同じように上手く行かなくなります。時間と共に更に悪い環境へと向かうでしょう。そして更にいっそう不満だらけの人生となって行きます。残念な生き方です。
弊社で働いているスタッフについても、自分の努力不足を棚に上げ、仕事や会社や上司への不満をこぼしている人に限って転職しようとします。この人達は仕事が出来る方では無いです。同期には引き離され、後輩に抜かれていたりする人です。実力主義ですからこういう事は有りますが、それでも不満を言わずに在籍し続け、黙々と業務を行なう人は謙虚さと感謝の心を持っています。当然、周りからも信用されています。働く仲間達それぞれが謙虚さを持ち、お互いに感謝し合う人間関係が出来ているからこそ、良い経営が出来ます。プレイヤーの方はリーダーの大変さが、リーダーの方はプレイヤーの大変さが、部署が違いよく業務が理解出来ていなくても、謙虚さと感謝の心を持っているからこそ、企業活動というグループワークは上手くいくのです。謙虚な気持ちや感謝の心を持つ人は、人々から信頼を得、良い人生を歩む事となります。逆は信用を得ない、寂しい人生です。
私は私と出会った人達全員が、信用を築いていける人達であり、その結果、幸せな人生を歩む事になれば良いと強く思うのです。皆様、宜しくお願い致します。
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