2016.07.04(月)
株式上場
[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、お疲れ様です。
前回のブログにおいて、株主総会を取り上げさせて頂きました。現在、上場企業20社程の株を取得しています。皆様方は日頃、「フォーシーズさんも株式上場しないのですか?」と聞かれる事も多いと思います。私も「今のうちに株売ってくれない?」なんて言われる事も多いですから(笑)。しかも随分前に私は株式上場を行おうとしていましたし、短い期間でしたが、それを公言もしていました。
以前、弊社の成長を見て「上場はいいよ」とそのメリットを熱く語り、株式上場を勧める人達が集まってきた時期があります。でも、それは私達の事を本当に考えてではなく、その人自身が利益を得る為に言っていたのだと思います。恥ずかしい事に当時の私はすっかりその気でいました。しかし、熟慮した結果、それが本当にフォーシーズに必要であり、皆を幸せにする事なのかというと決してそうではないという考えに至り、時間をかけて株式の買戻しも行いました。今は上場を勧める人は私達の周りには居らず、堅実なアドバイスを頂くばかりですね。お蔭さまで以前にも増して業務に集中する事が出来るようになり、業績も良くなりました。本当に喜ばしい事です。本来あるべき堅実な経営という立ち位置に戻る事が出来て本当に良かったとも思いますが、このように甘言に振り回される自分を振り返り、己の未熟さを痛感致しております。
さて、弊社はその社会的責任から決して倒産しない長寿企業を目指していますが、日本という国は世界的に見ても長寿企業がダントツに多い国です。また、それらの長寿企業が上場しているのかというと決してそうでは無く、非上場企業にこそ長寿企業が多いというのが特徴的です。会社は上場企業と非上場企業のどちらが良いのか?悪いのか?というと、どちらでもなく、そのどちらにおいてもメリットとデメリットがあります。長寿企業という事だけを考えたら、やはり非上場企業の方がメリットは大きいと思っています。勿論、これは現在行われている無借金経営のような、強固な財務基盤が築かれていればこそ。但し、強固な財務基盤であっても将来への大型投資や事業拡張や転換などのタイミングで資金を必要とした場合、且つ、間接金融だけでは資金繰りが間に合わないとなれば直接金融を視野に入れなければなりませんが、今のところキャッシュアウトしてしまうような大型投資の予定も無いので、上場の予定も有りません。念の為にもう一度言っておきます。
以上、代表取締役丸山輝のフォーシーズブログでした。
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