2020.03.10(火)
昔の味
[ 新宿スタッフ ]
お疲れ様です。新宿支店第2グループの和田です。
昨今の新型コロナウィルスの情勢は日に日に感染の拡大の一途を辿る一方ですね。
この時期はインフルエンザも例年流行っており、花粉症も始まってくる季節になりますので、マスクが手放せない生活が続いております。
マスクもそうですが、手洗い・うがいを徹底することが何よりの自己防衛に繋がるとのことなので、皆様も気をつけて体調管理に勤しんでいただければと感じております。
身体の体調管理も大切なのですが、心の体調管理も同じくらい大切と言えます。
私も社会人になって2年目の年を終えようという時期になりました。
この頃、変わらない日常の中で過去の楽しかった学生生活を懐かしむ時間が増えてまいりました。
先日、ちょうど私が学生の時によく遊んでいた周辺に出かけるタイミングがあり、
周辺を散策していると、中学・高校の時に通っていたラーメン屋がまだ営業しておりました。
そのラーメン屋さんは、大将1人で営業しているラーメン屋で、当時は1杯500円で替玉1回無料というコストパフォーマンスの良さもさる事ながら、豚骨の旨味と魚粉の香しさが見事な調和を奏でており、とても美味しいものでした。
学生時代は授業が終わり、部活動のない日は友人たちとこのラーメン屋に通い、その後に遊びに出かけるというルーティーンが確立されていたものです。
ラーメン屋の前に着いたのは夕方16時半頃、丁度学生時代に行っていた時間と同じ時間でした。
小腹も空いたので、食券を購入し中に入ると、変わらない大将の姿がありました。
客は僕1人しかいない中、食券を提出し、大将が黙々とラーメンを作り始めます。学生時代は友人たちと来ていたので賑やかでしたが、店内には麺を茹でる音のみが響いています。
3~4分待つと、ラーメンが出来上がり、着丼致しました。
10年前と変わらないビジュアルのままでした。
豚骨と魚粉の旨味の効いたスープ、シャキシャキのもやし、硬めに茹でられた麺、すべてあの頃の味のままでした。
しばらく夢中で啜っていると、一息ついた大将から
「兄ちゃん、久しぶりだね」
「た、大将・・・」
なんと大将が覚えていてくれたのです!
何人かで来ていたこと、学生服で来ていたことも覚えていてくれ、とても感動しました・・・
「久しぶりに食う懐かしの味は美味いだろう!」
ええ、そりゃ昔も今も変わらず美味いですよ。
それから大将といろんな話をさせてもらいました。
一番心に残ったのは、
「大学の時は高校の方が楽しかった、社会人になったら大学の方が楽しかった、30代の時は20代の方がよかった、人生はその繰り返しだよ。結局今が一番楽しいってことに気づくのに60年もかかっちまった。今を精一杯楽しみな。」
とのこと。
昔を懐かしむだけでなく、今を楽しむことが大事なのだと気づきました。
人生の先輩から頂く言葉には重みがあると身に沁みました・・・
ラーメンを平らげ、店を出ようと大将に挨拶をすると、
「また昔の味が懐かしくなったらおいで。仕事頑張ってな。」
と声をかけてもらいました。
また、必ず来ようと誓いました。
懐かしの味と、人の温かみに触れたことで心が温かくなるのを感じつつ、大将の言葉を胸にこれからも楽しく生きて、仕事を頑張ろうと思いました。
以上、オフィス保証のフォーシーズ新宿支店和田のフォーシーズブログでした。
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