フォーシーズブログ｜300時間がなんのその(白目)

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社訓十ヶ条

2025.01.20（月）

300時間がなんのその(白目)

[ カスタマーサポートセンター ]

お疲れ様です。カスタマーサポートセンターの田中です。
毎日寒いですね。本当に、寒い。
急に寒くなったものですから、会社前の銀杏並木が慌てて色付き散っていきました。秋らしいあの黄色が好きな私としてはそんなに急がなくてもいいのよ...と言いたいところですが、このブログを書いているのはちょうど12/24、クリスマスイヴ。
もうとっくに秋は終わっているので仕方ないですね、残念です。

さて、今回のブログでは私の好きなものについてお話ししたいと思います。
文字数をなるべく抑えて書きますのでどうぞお付き合いくださいませ。

私の好きなもの、それは『絵』です。
見るのも描くのも好きです。美術史に詳しいわけではありません。
美術館・展示会にもほとんど行ったことはありませんし、専門的な知識やスキルもありません。
それでも絵を描きだしたきっかけは母からの誕生日プレゼント。

人生の夏休みとも呼ばれる私の大学生活は、半分をコロナ禍の外出自粛期間で過ごすことになりました。思っていた以上に自粛の期間が長く、さすがに暇で暇で...何をしようかと思っていたところに母がiPadとApple pencilをプレゼントしてくれたのです。
そこからやってみようじゃないかと始めた趣味が続いて今に至ります。

音楽を聴きながら絵を描くのは私にとって休日の過ごし方の定番です。
(ちなみに、映画やアニメのBGMを流しながら作業することが多いのですが、最近のお気に入りは某海賊映画に登場するカップルのテーマです。素敵なので聴いてみてください。)
自宅で一人没頭できるのはインドア派な私からすると嬉しく楽しい趣味です。

写真は載せられませんが、所持している作品の中でも思い入れのあるものを少しだけご紹介したいと思います。

まずは相棒のiPad君。
何の変哲もないiPad君のロック画面とホーム画面には、推しイラストレーターその①様に依頼して描いていただいた作品がそれぞれ設定されています。
一枚は花札をイメージした和風な作品、もう一枚は教会をイメージした西洋風な作品です。
アルバイトで貯めたお金を握りしめ、私の拙いにも程がある言語力を最大限に駆使してお伝えしたイメージ・構図が、とんでもなくビューティフルでワンダフルな作品になって返ってきたのです。
「確認をお願いします！」と送られてきたラフの時点で一人スタンディングオベーション。
意味がわからない、どうしてあの要望からこんな作品が生まれるの？
こちらのイラストレーター様は「本当に同じ人間ですか？」と思わせるほどの画力の高さと精密さをあわせもっていらっしゃる方です。

初めて作品を見たときの衝撃...雷に打たれたようとはああいうことを言うのですね。
私はこの方のメイキング動画を見てグリザイユ画法を学びました。
影と色を同時に塗っていくのが一般的な絵の描き方ですが、グリザイユ画法は先にグレースケールで陰影だけを描き、その後色をのせていく技法です。
初めて自分で稼いだお金を出して購入したものなので、とても思い入れのある作品です。

次に初任給で購入した推しイラストレーターその②様の複製原画。
こちらは『海』をテーマに作品展に参加されたときの記念に販売されたもので、この世にたったひとつしかない"一点物"でした。
ここで買わなきゃ一生後悔するかも！と迷わずクレジットカードを召喚。

丁寧に梱包された箱を開けたときの感動は忘れられません。
良い作品を見ると創作意欲が湧くので作業スペースの机に飾ってあります。
世界観としては名前を呼んではいけないあの人と戦う魔法使いシリーズのような感じでしょうか。
とにかく描き込みが細かく、それを隅々まで見られる複製原画を購入したのは大正解でした。
他にもイラスト集やポストカードなどを所持しているのですがどれも本当に美しい作品ばかりです。

自分で絵を描くようになってからは、絵を見るのもますます好きになりました。
今まで気付かなかった細かいところまで観察できるようになったのですね。
人物を描くとき、肌には肌色をのせるのが当たり前だと思っていましたが、赤色も青色も緑色も全部肌色にできるのです。
ちょっと何を言っているのか分からない文章かもしれませんが、それぐらい自由になんでも表現できちゃうのです。

「ここにこの色を置くのは素敵だな...」
「光と影の間には彩度が高い色を置くといいな...」
「反射光にはとりあえず青系を使うといいな...」

自分の想像する世界観と「なんか...いいな!」を形にできるこの趣味はできれば一生続けていきたいです。

きっかけをくれたお母様、ありがとう。

先日製作時間300時間を突破した落書きファイルの一つが破損して水の泡となったので、年末年始のお休みでまた新しいファイルを作成しようと思います。

どうにも自身の絵は恥ずかしくて載せられないので、最後にリフレッシュで訪れたにもかかわらず虫が多すぎてプンプン帰宅した菊池渓谷の写真をどうぞ。