2010.09.21（火）
福岡拘置所へ
[ 福岡スタッフ ]
こんにちは！福岡店家賃パトロール部の有田です。
最近めっきり寒くなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか？
風邪をひきやすいので、いっそう気を引き締めなくてはいけませんね！
と言いつつ、本日福岡は久々の雨が降り、油断していた私はずぶ濡れに・・・
カッパを準備しているのに着用しなかった自分が悔やまれます。
さて、そんな雨の中私が向かったのは、福岡拘置所。
家賃が遅れていてお会いできない方の中にどうしても、
警察にお世話になってしまう方がいらっしゃいます。（数は多くないですが）
そんな時、親族や知り合いの方が賃貸物件の面倒を見てくれれば良いのですが、
身寄りのない方も多く、なかなかそううまくはいきません。
そんな時！私達の出番です。
入居者がいらっしゃる留置所若しくは拘置所に私達が出向いて接見を行います。
基本的に接見には制限時間が有り、10分間のみ。
この短い時間の間に現在の家賃の状況・解約手続き・出所後の手続きなど、全てを伝えなければなりません。
これが、なかなか難しい！
狭い部屋には私と入居者様とごっつい監視の方。次に何を喋ろうと考えているとかなり緊張してしまいます。
また一度、接見を終えてしまうと一日一人一回までという接見の制限もあるので、
余計失敗できません。
それが終わると今度は差し入れ・宅引き。
差し入れは読んで字の如く中の人に外の人から物を渡してもらう事。
宅引きは中の人のものを外の人が受け取ることです。
こちらにも色々制限が付いていて、受け取り出来る物と出来ないものがあります。
それを乗り越えてやっと、任務完了です。
大変な作業ですが、やりがいがあります。
以前、社会復帰された入居者様がわざわざ会社に来て、引越し先が決まったと話をしました。その時にとても感謝されたのが印象に残っています。面倒な作業だけに、まさにこれこそ社会貢献と言えるのではないでしょうか。そんな達成感を感じながら日々、業務に取り組んでおります。
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