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社訓十ヶ条

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2010.10.04(月)

【健全性・継続性】前編

[ 代表取締役社長 丸山輝 ]

今回は長文となる為、2回に分けて配信致しますのでご了承下さい。
皆様、お疲れ様です。
先週の勉強会では、多くの事が学べたと感じています。これも皆様方の積極的な参加のお陰です。有難う御座いました。
 さて、勉強会にてお話に上がりました皆様が営業活動を行なうにあたって「お客様との対話で一番大切にしなければならない事」について議論が活発になされました。色々な意見が交わされた結果、「保証会社は何の為にあるのか?」が行き着いた答えでした。それは当たり前の事ですが、以下の3点です。
(1)入居者様を賃貸借契約に結びつける為の賃借人保証である。
(2)入居者様がお家賃のお支払いが遅れた際に、家主様に対して、速やかに家賃の立替を行ない、家賃の流れを止めない。
(3)保証は明け渡しまでを行なう。
この3点は当たり前の事ですが、当たり前の事が出来ていない保証会社もあります。
まず(1)についてなのですが、審査の際に承認率が低い会社がありますが、それでは保証会社の意味を成しえていません。次に(2)についてなのですが、家賃の立替を行なわない保証会社もあります。これも意味を成しえていません。(3)についても一定期間の家賃のみの保証で、明渡しを行なわない保証会社もあります。この場合、知識の乏しい家主や不動産会社の方が明渡しを行なうと、重大な法令違反になり処罰の対象となる可能性が高くなります。このように私達フォーシーズが当たり前に行っている事を全ての保証会社が行っていると思っていると大違いです。ですから必ず賃借人保証会社が何の為に存在して、本来何を行なうべきなのかという基本的なお話を行なうように心がけましょう。
  次に、「保証会社に一番に求めるもの」ついてお話が上がりました。こちらについても色々な意見が述べられました。いくつか上げさせて頂くと【原状回復の保証、違約金の保証、会社の利益、会社の規模、保証料の安さ、更新料がないプラン、手続き簡単】等がありましたね。しかし、これらの多くは過去に倒産した保証会社が行なっていたアピールポイントです。たしかにこれらの内容が実現出来れば家主の方やお取引業者の方は喜ぶのでしょうが、頂いた金額以上のサービスを行なえば倒産するのです。過去に倒産した全ての保証会社がこれらの内容をうたい文句にしていました。「何でもやります!」と言うのは簡単ですが、最終的に実現出来ないというのは過去の実例にて実証済みです。また倒産した保証会社は規模や利益も倒産寸前まで見栄え十分でした。株式上場していても、過去最高の利益を出していても、あっけなく倒産します。数字をはじめとする見栄えはどうにでも出来るのです。お客様の中には、残念な事に倒産した保証会社からはあまり学んでいない方が多いのも実情です。倒産した保証会社を選んだユーザーは、再び倒産する保証会社を選ぶ傾向が強いですね。視点を変えなければ、価値観を変えなければ同じ事の繰り返しになるのですが、なかなか視点、価値観は変えられないようです。しかもお客様が「保証会社に一番に求めるもの」のご意見の中で最も多かったのが、保証会社の健全性・継続性です。ですから、一番に求められるものと二番目以下に求められるものとは相反しているのです。一番に健全性・継続性を求めつつ、二番目以下の要望は健全性・継続性を否定するものばかりです。ただ、お客様のご要望とはそのように矛盾だらけであったりするのです。そのわがままとも言えるご要望実現の為に、血のにじむような努力を行なうのが仕事というものですから。それでは健全性と継続性とは何か?という事について多くの議論を重ねましたが、その結果、【健全性と継続性=「法令遵守」】に行き着きました。私達の日常業務の中で、特にコンプライアンス違反に抵触する可能性があるのが家賃滞納者とのやり取りです。フォーシーズでは家賃パトロール部の業務の一つになるのですが、私達フォーシーズで行なっている業務(交渉や明渡し訴訟や執行)ラインと他の保証会社が同じ業務ラインやスキームだと思っていたら大違いなのです。今現在、法令違反を犯している保証会社はあります。しかし家主の中にも不動産会社の中にもいるのです。皆様は「何故?」と首を傾げてしまうと思いますが、<情報が足りない、危機管理が甘い、考え方が利益重視の場合(ツケは廻ってくるのですが)>に法令違反を起こさせるのです。フォーシーズでは3年前にコンプライアンスマニュアルを策定し、スタートさせました。特にこの1年間の業務改善は家賃パトロール部の方々には大変なご苦労をお掛けしたと思っております。本当にご苦労様でした。そして有難う御座いました。お陰様で、「保証会社に一番に求めるもの」の【健全性・継続性】を最高の品質で手に入れる事が出来たと自負しています。しかし、数年掛けて大幅な業務改善を行なっていると、その中に居る自分達と他社との行いの違いが分からない方もいるようです。ですから、後編では我々がどれだけ独自のシステムを持っているのかを述べさせて頂きます。
追伸・・・冒頭に申し上げましたが、勉強会に参加して下ったスタッフの皆様が、多くの意欲的なご意見を下さったお陰でとても充実した勉強会となりました。重ねて御礼申し上げます。有難う御座いました。

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