2011.01.19(水)
三十一文字
[ カスタマーサポートセンター ]
はじめまして!
コールセンターの馬原です。
4月に入社して9ヶ月がたちました。
月日がたつのは早いですね。
1月に入って寒い日が続いています。
私の地元では積もるまではありませんが、
雪がちらほら降る日が何日かありました。
私はそんな寒い日は時間が許す限り、
半身浴をして体を温めています。
そして半身浴のお供はお水と本です。
いろいろな本を読んでいますが、
最近読んでいるのは『百人一首を楽しくよむ』という、
大学時代に古文の授業で教材として使っていた本です。
お正月にかるた取りのニュースを見て、
久しぶりに読んでみようと思い、
再び読み始めたのですが。。。
学生時代は、古文単語の意味を覚えたり、
助動詞の活用を覚えたりと
古文の授業は暗記ばかりだった気がします。
今改めて読んでみると新しい発見がたくさんあります。
和歌はたった31文字の中に、
日本の豊かな四季の情景も
そして狂おしいまでの恋心までも表しているのです。
私の好きな歌人に在原業平という人がいます。
彼の詠んだ歌に
「世の中に 絶えて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし」
という歌があります。
これは一見、
『桜なんてなければ心のどかな春を過ごせるのに』
と桜の季節を詠んだ歌なのですが、
実は桜を恋にみたてた
恋愛の歌にもとれるのです。
桜に自分の恋心を仮託している素敵な歌だと思いませんか?
このままだと私の好きな分野の話になるので、
ちょっと話題を変えまして。。。
私が伝えたかったのは
『言葉の偉大さ』
です。
コールセンターというからには、
電話越しでの会話になります。
お客様の顔が見れないので
声のトーンや話し方も大切なのですが、
何より言葉が一番大切だと思うのです。
相手がわかりやすいように話をしないと
どんなにトーンや話し方に気を配っても、
相手に伝えたいことは伝わりません。
たった31文字の中で自分の想いを伝えていた
平安時代の人々にはなれそうにもありませんが、
自分が伝えたいことが的確に伝わるように
お引越しを考えている方々のお手伝いが
できればいいなと思っている馬原のブログでした。
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