フォーシーズブログ｜夏の不思議な繋がり

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社訓十ヶ条

2013.08.16（金）

夏の不思議な繋がり

[ 埼玉スタッフ ]

御疲れ様です。埼玉店中島です。
まだまだ暑い日が続きそうですが、盆も終わりこれからは秋を迎える準備をしていかなければいけませんね。夏の終わりが近づけば、年の終わりも近くなっているという感覚が年々増している気がします。私が埼玉店に赴任してから早いもので既に4ヶ月が経ちました。先日、大宮では交通規制がされた上での大宮夏祭りが駅前周辺で2日感に渡り開催されており、改めて「夏」という季節を感じております。

夏の花火大会、夏祭りといえば学生時代の大きなイベントだった事は皆さんも同じだと思いますが、皆さんは花火や祭りの歴史をご存知でしょうか？少し調べて見たのですが、今でこそ華やかなイメージが強い花火大会、はじまりは死者を弔う慰霊を目的としたものであったのです。恥ずかしながら私は全く知りませんでした。

鉄砲の伝来とともに日本にもたらされた黒色火薬。当時の花火は現在の打上花火ではなく、黒色火薬をただ筒に詰め、筒から吹き上がる花火(火花)を徳川家康が観賞したという記録があります。8代将軍徳川吉宗の時代に起こった大飢饉に加え、疫病が江戸で猛威を振るい多くの犠牲者が出た際には、その死者の霊を慰め厄災を打ち払う為に江戸の大川で川施餓鬼(かわせがき)を行い、花火を打ち上げたとされています。
夏祭りに関しても同様で、起源的にはお盆・七夕・祇園祭などが絡んだものやその行事であるものが多く、農村では夏季の農事による労働の疲れに関わる行事、江戸時代以前の夏季の疫病を封じてその死者を弔う行事を起源とするものが多いのです。
国内における所論はありますが、盆の終わりは(送り火)8月15日であり、奇しくも日本が歴史的な敗戦を喫した第２次世界大戦の終戦記念日も8月15日です。まだ勉強不足ではありますが、「鎮魂・弔い」に纏わる国内の行事に関しては夏に固まっているという印象です。何かの繋がりがあるように思えて仕方ありません。
私が現在住んでいる地区では17日(土)に花火大会が開催されます。地元での花火大会というのは約10年振りですが、今回これを機に改めて違った観点から花火を楽しめるのではないかと思います。何事もですが、本来の趣旨を知った上と知らないままでは受け止め方が違います。
花火を楽しむ事は、歴史上受け継がれてきた日本人の祈りなのではないでしょうか。
以上、外国人保証のフォーシーズ埼玉店中島のフォーシーズブログでした。

埼玉スタッフ | 2013.08.16（金） - 11:17:17

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