2013.10.10(木)
傍聴
[ 福岡スタッフ ]
「何故、アイスピックを持っていたのですか?」
「鍵が閉まっていたら、こじ開けようと思って」
「ナイフは常にバッグに入れていたのですか?」
「入れていました」
「ナイフでどうするつもりだったのですか?」
「脅かすつもりで、本気だというところを分かってもらいたくて」
「本当は殺意があったのではないですか?」
お疲れ様です。福岡店の梅木です。
いきなり物騒な内容ですが、先日傍聴した殺人未遂事件の公判での検察官と被告人とのやりとりです。今回初めて裁判員裁判を傍聴しましたが、裁判員は7名程で、裁判官と並んで座っており、それぞれ参考資料が映るモニターが卓上に立てられていました。
やり取りを聞きながら、私だったらどのように判断するだろうと考えていましたが、泣きながら被害者に対する私怨や反省の言葉を発する被告人の様子だったり、犯行に至るまでの計画から行動まで細かく聞いたりと、やっぱり難しいなと感じました。実際は、評議の時間がしっかり取られ、裁判官が分かりやすく説明をされるなど素人でも理解しやすいように対応しているみたいです。
裁判員制度が始まり4年程経過しましたが、まだまだ問題点は多く、特に最近では、裁判所からの通知を受け取った裁判員候補者がその内容をブログやSNSで公開し、そこから個人情報が特定されるケースも多いようです。
以上、家賃保証のフォーシーズ福岡店梅木のフォーシーズブログでした。
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