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2014.05.02(金)批判[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
今、とても苦しんでいる同業他社があると聞きます。業界大手ですが、その社名を良く耳にします。資金繰りが苦しいのだと。仮にA社とします。競合他社がA社と取引している不動産会社様のところへ営業に行くと「A社でしたら、財務内容がとても苦しいはずですよ。一度調べられたらどうですか?」と批判をし、A社の取引を取ってしまうのだそうです。業界関係者と話をしていたときに「フォーシーズさんでもそうやってA社の取引先を取ってしまえばよいじゃないですか?簡単みたいですよ!」と言われました。私は「他の者を批判しないように社員教育を行っています。社訓にも『決して競合他社や何人も誹謗中傷致しません』とありますので、弊社社員が他社を批判して仕事を取ってくる様な事は有り得ません。」と答えました。 批判と言えば少し前まで数社の保証会社がフォーシーズ株式会社を批判し、足を引っ張っていました。因果応報でしょうか、思えばA社はその代表格でもありました。私達のフォーシーズ株式会社は財務内容、コンプライアンス共に健全であり、最近では他社からご紹介を頂けるまでになりましたが、少し前まではそうではなかったのです。A社は営業社員にフォーシーズを批判するツールを持たせ、誹謗中傷を行いながら取引を塗り替えて行きました。更にその頃、追い討ちを掛ける様に弊社を退社した3名が、上場企業(後に倒産)傘下にて保証会社の立ち上げ(後に倒産)に参加し、取引先へ営業活動を行う事も見受けられました。手法はA社と大差有りませんでした。 経済活動を行うと必ず摩擦が起きます。しかし、どれだけ摩擦が起きようとも、同業他社から批判される事なく、逆に賞賛されるような会社として経営するのが社長である私の務めです。私が至らないばかりに様々な口実を与えてしまったのでした。一瞬、悔しい気持ちが込み上げたりもしましたが、同じように競合他社の足を引っ張るような事を私達も行なってしまえば皆様方の人間としての成長を歪めてしまい、人生を台無しにしてしまいます。全ては私の責任であり、『不徳の致すところ』だったのです。批判を受け入れ、全てを飲み込み、気持ちを切り替え、社会に貢献する事だけを考えて働きました。 そんなフォーシーズ株式会社も、日々、一生懸命に働いて下さっている皆様方のお陰で今日が有ります。私は自分の過去を振り返って思うのです。「とても人に恵まれているな」と。本当に皆様に感謝です。お陰様でフォーシーズ株式会社の業績は連続して増収増益を続けていく事でしょうが、決して奢ることなく、謙虚に社会貢献を行って参りたいと思います。皆様、これからもどうぞ宜しく御願い致します。
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