2014.07.20(日)
クーラー病
[ カスタマーサポートセンター ]
お疲れ様です。コールセンターの坂本です。
7月も中旬を過ぎ、いよいよ夏本番です。夏はお祭りや花火大会などのイベント事が多く楽しい季節ですが、夏バテや熱中症には気をつけなければなりません。特に熱中症は毎年何万人という人が搬送されており、明日自分の身に起こっても全くおかしくありません。最悪の場合死に至たることもあります。正しい知識をつけしっかりとした対策をとっていただきたいのですが、今日はあえて熱中症ではなく、クーラー病をテーマにしました。(熱中症についてはちょうど関根さんが書いてくださいましたのでそちらをご参照ください。)
皆さんも名前くらいは聞いたことがありますでしょうか?クーラー病とは正式な病名があるわけではないのですが、クーラーによる冷えから起きた肩こりや頭痛、腰痛、食欲減退、倦怠感、疲労感などのさまざまな症状を総称したものです。
体温調節は自律神経系(交感神経と副交感神経)が担っており、暑い季節になると体内の熱を外に出そうと副交感神経が活発に働き血管を拡張させます。ところがエアコンで体が冷えると、反対に体温を逃がさないように交感神経が働いてしまい、血管を収縮させてしまいます。欠陥が縮まれば当然血流は悪化し、冷えなどの症状が起こります。そしてその状態がつづくと、自律神経がダメージを受け体温調節が上手にできなくなっていきます。体温調節ができないと暑くても汗をかきにくくなってしまい、汗をかかないと乳酸などの疲労物質が体内にたまるため、全身のだるさや疲れ、夏バテの原因となります。そして自律神経は血液の流れだけでなく、胃腸の働きやホルモン分泌の調整などの機能も担っているため、全身でさまざまな症状が起こってしまうのです。
クーラー病の予防策というと1.エアコンの設定温度を25~28℃を目安に設定する(室内と外気の差は3~4℃が理想的)。2.エアコンの風に直接当たらないようにする(席の関係で直接当たってしまう場合には羽織ものがあるとよい)。3.1時間に1度くらいは軽くでもいいので体を動かすようにする。4.シャワーだけでなく入浴もするようにする(血流を良くするため)。
などがあげられます。
暑いからといってクーラーを効かせすぎていると、気づかぬうちにクーラー病の症状が出ていたなんてこともありえます。職場でもそうですが、自宅でもエアコンを利用している方はクーラーの効かせすぎに気を付けましょう。
以上、家賃パトロールのフォーシーズコールセンターの坂本のフォーシーズブログでした。
毎日の記事は下記リンクから閲覧できます。
カスタマーサポートセンターの記事は下記リンクから閲覧できます。
|
|