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2015.10.14(水)大企業エリート経営者の不正に学ぶ、ベンチャー企業おバカな経営者。[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、お疲れ様です。
第18期は(も)、残念な結果に終わり、自らの力の無さを痛感しております(無借金経営、キャッシュフローの向上、自己資本比率の向上は維持されておりますが・・・)。リーダーの方々、19期・20期の予算編成会議を行いましたが、自分達で決めた数字です。今期19期は是非とも予算を達成して頂きたい!と強く思っております。自分に嘘をつく事にならない様、何卒、宜しくお願い致します。必ず!です。
さて、排ガス測定を免れる為の不正ソフト利用問題で大揺れに揺れまくっているフォルクスワーゲン・グループですが、「本当に酷い話だ」と思う一方、「どれだけお粗末な経営陣なの?」と首を傾げてしまいます。どう考えたって早晩ばれるに決まっています、こんな子供騙し。でもやってしまうのが人という生き物。以前のブログ【不祥事と高学歴と子供の教育】にも書きましたが、「エリートに限って」とエリートだけとは言い切れませんが、上場企業という事も有り、ステークホルダーの多さ等のプレッシャーから数字ばかりを追いかけて行く先に、ついつい不正に手を染めてしまう経営陣というのは、国や業界を問わないものだと痛感させられます。販売台数世界第一位!まではあと少しというところだったのですが、下手をすると倒産です。正に天国から地獄です。
数字を追いかけ続けるプライドの高い経営者は、不正という誘惑に負けない様、特に注意が必要なのかもしれません。私達の保証業界でも倒産する企業の前年度決算は過去最高だったりします。その後、辻褄が合わなくなり、あえなく倒産となるのです。「社長は少し馬鹿がいい」という本を読んだ事が有りますが、トップに限らず誰だって、気力、知力、体力、胆力と全ての能力が人より勝っている方が良いのでしょうが、最終決断を行うのがトップの最大の役割ですから、たとえ全てが劣っていたとしても、正しい決断さえ出来れば少々お馬鹿でもトップは務まるものだと言えるでしょう。自分に足りない能力は他の人の能力で穴埋めすれば良いわけで、弊社内においても私の周りには学歴優秀な人達が居てくれるのでとても助かっています。しかし、社外の高学歴な人と話していると稀にですが、知識や議論で相手を打ち負かそうとするプライドが高い人が居ます。このような人がトップだと、成果が思わしくない時にはプライドが邪魔をして数字の誤魔化しを行ってしまう事が想像されます。このブログの冒頭に「今期、必ず予算達成して下さい!」と私は強く訴えています。しかし達成できない場合でも数字の誤魔化しは致しません。誤魔化しをするか?しないか?に学歴やMBA取得は関係有りません。正しい判断を下すだけです。私はプライドが高い高学歴経営者ではなく、おバカな経営者ですから、シンプルな誰もが理解できる「見える化された経営」を行う事により、世間様にご迷惑を掛けない様、経営の舵取りを行って参ります。が、皆様が目標を達成するぞ!と我武者羅に努力をした上でないと、私が不正をするか?しないか?の問題の前に企業経営はゲームオーバーとなるでしょう。自ら掲げた数字、誰からも押し付けられたものではありません。自分との約束を果たせない人が信用出来る人と言えるでしょうか?言い難い筈です。信用を得る、信頼を集められる人になる事こそが良き人生を送るという意味です。その為に必ず目標達成!宜しくお願い致します。 以上、代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。
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