2015.12.24(木)
書き込み批判に感謝
[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、お疲れ様です。
今年も残すところ僅かとなりました。本日はクリスマスイブですが、全社員に対し、贈り物が届きましたね。今回は私の元にも届きました。有難う御座います。こういう頂き物をすると皆様、反射的に感謝の心が芽生えます。そして自然と「有難う御座います。」の言葉も出てくるのではないでしょうか。しかし、反射神経的に感謝し辛い事、例えば批判を受けた場合に感謝の気持ちが出てくる、というのは少し難しいのかもしれません。我々はクレーム産業の中におり、尚且つ、同業他社との競争に晒されています。そんな環境にいながら、「足を引っ張られておきながら、批判に感謝なんて!」と、お思いの方も多いかもしれませんね。
先日、スタッフの方から「こんな事書いている人がいます。」と、ネット掲示板の書き込みについて報告を受けました。これらに疎い私にはどれとの区別はつきません。保証業界の掲示板への書き込みについては、他の保証会社の方から聞いた事はありましたが、そもそも匿名の書き込みを全く信用していていない私は興味を持たず、中身についてはよく知りません。ネット上には本当に沢山の情報が溢れまくっていますが、私はそれらを全く信用していません。
ネット上には、食事がおいしい店を紹介するサイトがあったりしますが、本当に美味しいお店に限って☆の数が今一つなのに、美味しくないお店が☆沢山だったりします。本当は美味しくないお店の方は、☆が沢山ついていると商売繁盛で嬉しそうです。では本当に美味しい方のお店にそれらの事を聞いてみると、「あんなもので評判上がっても、常連さんに迷惑かけるだけだよ。店の外からスマホでパチリと撮り始めて、テーブルに着いてパチリ、一品出す度にパチリって迷惑だよ。ミシュランなんかに出てもそうだね。」という具合です。私自身、お店は人の紹介で行きます。たまに美味しくないお店に連れて行かれた私が、「この店不味い」と言うと、連れて行って下さった方は、「ネットでは評価高いのだけどね」なんて答えが返ってきます。☆の数を情報操作と無縁だと言い切れる人は居ないと思いますが、不味い店に連れて行って下さったのが、調査会社の社長だったりするのですから、これが悲しい現実なのかもしれませんね。
話を戻しますが、冒頭の掲示板には、2007年に当時弊社で働いていたスタッフの行き過ぎた家賃督促行為に対し、損害賠償請求を受け、2009年にその判決が出たというものでした。金額は大きくはありませんでしたが、負けは負けです。私共の業界は、あっという間に万単位の勝訴判決を得る程の訴訟案件を取り扱う業界ではあるのだけれども、たったの一件でも負けの判決は大きいものです。10000分の1の負けでも大変に大きいという事です。この責任の重さを痛感しているが故に、弊社ではこの事実を社内報にも記載した上で、教育原簿としています。しかしながらどうでしょう?先日、社内で注意致しましたが、お客様との会話において不適切な言葉遣いをしているスタッフが居ました。多分、長年のお客様なので、ついつい親し気な口調になっていたのでしょうが、それは許されない事です。喉元過ぎれば熱さを忘れるという言葉がありますが、皆様大丈夫でしょうか?掲示板の書き込みは昔の行いを蒸し返してくれます。同業他社の書き込みだからと嫌悪感を浮かべるだけでは絶対にダメです。忘れそうになっている反省の心を呼び戻してくれるのは、このようなコピペの批判です。何年、何十年経ってもコピペで批判をされる事でしょう。その度に、その批判に対して感謝の気持ちを持つ事が出来る人こそが、社会貢献に相応しい人の筈です。
以上、代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。
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