フォーシーズブログ｜自分にとって、周囲にとって

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社訓十ヶ条

2016.05.04（水）

自分にとって、周囲にとって

[ 大阪スタッフ ]

お疲れ様です。大阪本社の前田です。最近は急に気温が上がってきて、もう夏がきたのかと思ってしまいます。花粉症かつ汗っかきである私は、くしゃみ鼻水とじんわりにじむ汗に悩まされる日々を過ごしております(笑)

さて、先日友人と京都に行ってきました。着物をレンタルして清水寺や八坂神社周辺を散策しました。着物のレンタルショップには、外国の観光客の方がたくさんで、お店の方も外国の方が多く、日本人の私たちの方がとてもアウェーな感じでした。
着物を着たからといっても、やることはいつもと変わりません。食べる。食べる。また食べる。着物を着たからと言って食欲が衰えるなんてことはもちろんありません(笑)

お腹いっぱいになったところで、次はどこに行こうかと地図を見ながら考えていると、小学生の男の子が「大丈夫ですか？」と声をかけてきました。訳がわからず私がきょとんとしていると今度は「Are you ok？」と言ってきました。そこでやっと道に迷っている観光客だと思われたことに気づきました。話を聞くと、彼は近くに住んでいて普段から観光客に道案内をしているそうです。私たちが見ている地図は古いものだったそうで、地図に載っているこの交番は今はもう無い、だとか色々教えてくれました。まずは少年の行動力に感動したのと、あれだけ観光客が多い所で設備が整っていないことに驚きました。日本人の私たちでも惑わされてしまいそうなのに、外国の観光客の方だともっと困ると思います。外国の観光客の方が日本で困ることは他に、
・英語を喋れる人が少ない
・英語表記が少ない
・飲食店のシステム(食券の買い方など)が分からず、店員からの説明なども配慮が足りない
・交通機関の乗り方が分からない(案内が十分でない)
などがあるようです。2020年のオリンピックに向けて東京ではローマ字表記だった標識を英語表記に変えるなど、改善されているようですがまだまだ十分ではなさそうです。最近は「こんな所にも？」と驚くほど色んな所に観光客の方がいらっしゃるので、改善すべき箇所は本当に数多くあると思います。
しかし、普段自分は普通に過ごしている環境で、不自由を感じる人がいるということに気付くのはなかなか難しいです。仕事に置き換えて言えば、私たちは当たり前に行っている業務も新入社員の方にとっては全てが慣れないことであり分からないことであることや、私たちの中では決まりきった保証契約の手続きでも業者様からすれば数ある保証会社の中の1社の手続きであり説明が無ければ間違えてしまう可能性があること、などがあげられるかと思います。自分にとっては"当たり前の事"、"慣れていること"周囲の人にとってはどうでしょうか。たまには立ち止まって普段の行動を振り返ってみるのも必要だと感じました。

以上、外国人保証のフォーシーズ大阪本社前田のフォーシーズブログでした。