2017.02.03(金)
伝説の新人
[ システム開発部 ]
お疲れ様です。データセンターの木下です。2017年になり早くも1か月が経過しました。暦の上ではもう春です。春と言えば今年も新入社員を迎えます。昨年、新入社員だった方々もまもなく先輩となり新しい1年が始まります。みなさん、自信をもって「先輩」になれますか?
今回は1つ書籍の紹介をしたいと思います。もちろん話の流れからも今現在1年目の方々に向けての紹介です。とはいえ、これは20代の方向けにも良い内容ですし、ある意味では初心を忘れないすべての方々に向けても良い内容と思います。是非読んでほしい1冊です。
書籍のタイトルは「伝説の新人」です。(集英社/著者:小宮謙一、柴垣樹郎/定価1300円)
伝説として語り継がれる優れた人材は新人の頃から普通とは異なる行動・習慣を持つというもので、【伝説を生む10の違い】という切り口から10章構成で解説がなされています。
それぞれの章では著者の経験談を基にどのような行動・習慣が未来の自分を育成する事になるのかをとても分かりやすく説明しています。私が特になるほどと感じたのは、モノ事はとらえ方(価値観)1つで180度真逆の意味になるという事でした。例えば、「99%不可能=1%可能。1万人いれば100人成功する。」です。普通は99%不可能と言われれば入口で多くの人はあきらめる事でしょう。これを真逆の発想でとらえる事で実現可能性がぐっと高くなるというのです。最初から「できない」と考える人と最初から「できる」と考える人では埋め難い開きがあるのでしょう。けれど、これはあくまで価値観です。考え方を変えたその日から「できる」と考える人の側に立てるのです。
全てを読み終えた感想としては、これは共感の度合いが経験値に比例するなということでした。
例えば、10章では読書力(本から多くを学ぶこと)について書かれています。誰もが本は読むべきか?と問われれば「はい」と答えるでしょう。ですが、普段読んでいますか?と問われると「いいえ」が多数出る事でしょう。真に共感するとは実際に読んでいる人だけです。これこそが経験値に比例するということです。読んでいるからこそ共感できる。読んでいない人は読み始めるその時まで共感できない。そういう事です。私は30代もいい歳ですが、それなりに多くの社会人経験をしてきたからこそ多数の共感を得ました。この本を読むことで共感の度合いを測り、共感が少ないならば変えていくことも必要だと思います。この本にはどのように行動するべきかも書かれています。
社会人となり10か月の様々な経験をしてきた皆さんだからこそ理解できる事、共感できる事もたくさんあるのではないかと思います。この書籍の紹介が皆さんの自己投資の一助となれば幸いです。後輩からも、先輩上司からも一目置かれる素晴らしいビジネスパーソンを是非目指してください!
以上、オフィス保証のフォーシーズデータセンター木下のフォーシーズブログでした。
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