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2017.08.17(木)マスコミ対応でコミュニケーションの難しさを再認識する。[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、お疲れ様です。
先日、某業界紙の代表先生と対談させて頂きました。何と御年90歳を超えられており、生きているだけでも凄いのに現役でご活躍中ですから衝撃です。
話題は業界の事から北朝鮮のミサイル発射へ移り、先生から「歴史は繰り返すな~」と先の大戦での日本の軍国主義と、現在の北朝鮮の政治を重ねて論じられました。それから大戦当時、先生自身は海軍に所属したが、ほどなく終戦を迎えた話を聞きました。私も祖父が海軍に所属していたと亡き父から聞いていたので、その話をしました。また、父が幼き頃、若き祖父が自宅に帰ってくる時の短剣を身に着けた白い制服姿の格好を良く思い、幼心に海軍に入りたいと思ったとの話もしました。確か父は海軍に入らないとゼロ戦には乗れないからとも言っていました。しかし、父が小学生の頃に終戦となり、夢は叶わなかったのですが、もし、叶っていたらゼロ戦に乗り、特攻により死んでしまうかもしれないわけですから、恐ろしい事です。幼い父がそこまで分かって海軍に入りたいと思っていたかは、亡くなってしまったので分かりませんが、どちらにせよこれが軍国主義の恐ろしさです。戦争は避けなければなりません。 さて、取材から1週間が経ち記事が届きました。読んでみると私のコメントとして「私の祖父も海軍でした。真っ白のスーツに身を包み、腰に短剣を差している姿を、幼心にかっこいいと思ったことを覚えています」と。戦後72年が経過しております。私は80代の老人ではありませんから若い祖父の姿は知る由もありません。私が知っている祖父の姿は、戦後に勤めた銀行を定年後、庭にある盆栽の手入れをしているものだけであり、海軍当時の姿も銀行員の頃も知りませんし、写真で見たこともありません。知っているのは盆栽の手入れをする老人の姿だけです。
今回は、先生と私の対談を聞いていた取材スタッフの方に対し、私の話している事が正確に伝わらなかった為に起きた事であり、伝達の難しさをあらためて認識させられました。取材前からもっと想定をすべきだったと深く反省もしております。しかしこれは取材など社外に対しての情報発信だけではなく、社内スタッフ間のコミュニケーションにも言える事です。一度言えば、相手が理解した。自分が思った通りに理解してくれた。なんて事はあり得ません。何度も繰り返して伝えなければ人は理解してくれませんし、逆に少しでも分からない事があれば、何度でも問い、確認し、理解する事が出来ればそう返事もしなければなりません。これは会社だけではなく家族にも言える事ですよね。皆様には会社でも自宅でもコミュニケーションを多くとる事により、人間関係を円滑にし、気持ちよく過ごして頂きたいと思います。 以上、代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。
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