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2018.03.07(水)秋川雅史コンサート ~AMORE~[ 埼玉スタッフ ]
お疲れ様です。埼玉支店の石山です。最近東原さんの影響で、動画を見ながら靴磨きをするのが休日の楽しみになっています。シューキーパー・馬毛ブラシ・リムーバー・保湿クリーム・ペネトレイトブラシ・豚毛ブラシ・やわらかい布などすべて買いなおして靴磨きをしています。慣れてきたら鏡面磨きもしたいです。靴磨きを何度も行うことによって、靴もブラシもクリームにより育つというのでそれも楽しみの一つとなっています。 話は全く変わりますが、最近母と祖母と私で秋川雅史さんのコンサートに行きました。祖父が2年前の末に亡くなり、元気がない祖母のために母が何か感動をしてほしいという言うことでコンサートチケットを購入したことがきっかけでした。前から3列目と非常に舞台と近い座席での鑑賞を致しました。演目は写真の通りです。
私自身、秋川さんのコンサートに参加することが初めてでした。また、プロのソロコンサート自体も初めてでした。どのようなプランで進んでいくなどがわからない中で独特の雰囲気の中で演目が進んでいきました。秋川さんといえば、最終演目の「千の風になって」が有名だと思いますが、長い夜・ソーラン節・雪国・つぐないなど有名な曲から入りお客様を沸かせていました。セクシーであり情感溢れる歌声はさすがだなと思い感動をしておりました。 演目の後半から、特に7番目から秋川さんの生い立ちから学生時代の話、プロとしてどのような人たちと出会ってきたのかなどの話が多くなってきました。例えば、秋川さんが大学卒業後、単身でイタリアのパルマに声楽の勉強で留学した話は面白かったです。留学の中で、7番目の曲の題名である「Ti voglio tanto bene」は愛しているの意味ということを授業で習った秋川さんは、もう一つの愛しているという意味の「Ti amo」との違いがわからないため、それぞれを習った先生に直接試してみたところ、「Ti voglio tanto bene」はより深い意味があり誤解を生んでしまったという話がありとても面白かったです。8番目の椰子の実については、100歳を超える方が新聞社に対して「秋川さんの歌声で椰子の実を聞きたい」ということが2年の歳月を渡り運命的・偶然に秋川さんの耳に入ったことにより演目に入れたとのことです。椰子の実という曲は、遠く故郷を離れた作者が名前も知らない島に赴いた際に、どこか遠くから波に乗ってきた椰子の実をみて、この椰子の実のふるさとはどのようなところなのかというところからはいり、自分もこの椰子の実のように故郷を離れてきたのだなぁと思いつつ椰子の実を胸に立てて夕日をみると故郷が思い起こされて涙が出てくるという話の曲です。そして、いつかは故郷に帰りたいという思いをはせた曲になっており、戦後の日本ではとても有名な曲になります。この曲の背景と、秋川さんがイタリアでお金がない中で故郷の母親に対して手紙を送っていたことや、その手紙をいつも励みに修行をしていたことが非常に重なっていて、今回の演目の中でも思い入れがあることが伺えました。そのあとの演目はプロとして活動していく奏の秋川さんの代表的な2曲で締めくくり、最後アンコールで「翼をください」で幕を閉じました。 演目の構成や曲間の話を聞いている中で、秋川さんのこの深みというのは、すべてがつながっていて、人生そのものが作品のように思いました。秋川さんの大きな目標として、いつまでもたどり着くことのない自分の満足のいく歌を歌うこと・最高の声楽家になることなのかと思いますが、人生すべてがつながっているのだと思いました。今回の公演を鑑賞して、私自身はどうなのかと振り返ってみると、いつも行き当たりばったりで特に大きな人生の目標も立てずに生活をしてきたなと反省致しました。深みある人は、常に大きな目標を立ててそれに向かって人生を紡いでいくのかと思い、私も深みのある人間になるために、まずは大きい目標を立てることが大切だと思いました。その目標に向かって、様々な小さな目標を立てていきながら人生を歩んでいきたいと思った、そんないい機会をこのコンサートで感じることができました。 以上、家賃保証のフォーシーズ埼玉支店石山のフォーシーズブログでした。
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