2018.09.26(水)
第一義
[ 名古屋スタッフ ]
お疲れ様です。名古屋支店の加藤です。
「恩義を忘れ、私欲を貪り、人と呼べるか」
真田幸村の名で後世に有名を馳せた、日本一の兵、真田源次郎信繁が残した「受けた恩よりも、金や身分などの欲に溺れる者は果たして人と呼べるだろうか」という有名な名言です。
これは関ヶ原の戦いで真田家が西軍につくか東軍につくかを迫られた際に幸村が発したとされる言葉です。
幸村は豊臣秀吉にとても可愛がられており、その事を大変感謝していました。そんな幸村を莫大な報酬で味方につけようと東軍から誘いを受けますが、「豊臣には返すべき恩がある」とその誘いを断りました。
この他にも真田幸村は多くの名言を残していますが、その多くが私利私欲ではなく、恩や義を大切にする武士道を貫いた彼の生き方が明確に現れている様に思います。
ビジネスにおいては、その事業を行うことで利益が出るのか否か、損得勘定をベースに動きます。しかし、人間関係において損得勘定のみを優先する人の周囲には同じ様な人ばかり集まり、その人物と付き合っても損だとわかると潮が引くように去って行ってしまいます。幸村が今なお日本人の心を捉えて離さない理由は、損得勘定よりも義を優先した彼の生き様にあると心得ます。
戦乱の世と現代とでは勿論時代が違いますし、仕事で下手を打っても首をはねられる事はありません。しかし、戦国武将たちが戦で勝って報酬を得、土地や家族を守るという事をみれば、現代人にとっての日々の仕事は戦と同じだと考えます。
私も真田幸村のような義に厚い人間に少しでも近づく事が出来る様、日々精進していきたいと思います。
以上、家賃債務保証のフォーシーズ名古屋支店加藤のフォーシーズブログでした。
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