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企業理念

社訓十ヶ条

2020.12.15（火）

夢

[ 代表取締役社長丸山輝 ]

皆様、お疲れ様です。
先日の飲み会議では、年収が何億もあることについて「夢がある」という言葉がありましたね。
多分、多くのお金を得た後のイメージをしていない上での発言だと思います。お金を話題にしたときに、「お金は多くあっても邪魔にならない」という言葉も耳にしますが、私はそうは思っていません。

　生活をする上で、お金は必要です。しかし、多少の贅沢は経験としては良いとしても、行き過ぎる自分の器以上の有り余る資金を手にしたときに、人は破滅の道を辿ります。器にはその器に合った適量しか盛れません。器に合わないものや度を越した量を盛ろうとすると、器は割れます。これは人も同じ。もし、自身の代では上手くやり過ごせても、子孫に正しい教育が出来なければ、また、学ぶことが出来なければ、結果は同じく悪いものとなるでしょう。

　私は、「坐って半畳、寝て一畳」の言葉を自分に投げかけて、行き過ぎた贅沢を慎むように心掛けています。

　「夢がある」と言えば、私の夢は10代の頃から漠然と「家族」でした。好きな趣味や就きたい仕事はあったのだけれど、最終的な夢は「家族」です。亡くなった父も同じように考えていた気がします。
　私は若い頃、父と母の夢が作った「家族」という実家から、まるで逃れるかのように飛び出し、やがて自ら新たな家庭を作り、夢を叶えました。
年齢を重ね50を超えた今、子供達や甥っ子達が成長していく中で、彼らが幸せな家族を作る事が私の夢になっています。

会社も家族の集まりです。会社というのは人の集まり、大家族です。一人一人が一生懸命に働き、その稼いだお金で家族が生活し、仕事での努力が人間成長へと繋がり、家族や周りの人に対しての良い教育やアドバイスに繋がって行くのです。