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2021.06.11(金)心を萌やせ[ 新宿スタッフ ]
お疲れ様です。新宿支店の厚井改め、藤森です。 自粛期間の終わりはなかなか見えず、非日常が日常になりつつありますね。 そんな状況下でも、藤森はこの一年間で引っ越し、同棲、結婚と、人生の一大イベントを滞りなく終えることができました。こういうときだからこそ、できることを一歩ずつ進めていきたいですね。 しかし、休日は外出せず家にこもってばかりいると、世の中の流行や情勢に乗り遅れてしまうような気がします。そこで普段はあまり見ないバラエティー番組を視聴していると、巷では「モエダン」が流行っているとの情報を耳にしました。 皆さんは「モエダン」ご存じでしょうか。 テレビ曰く、「萌え断」とは「萌える断面」の略称だそうですが、ますます意味が分かりません。なんでも、この言葉は2016年ごろからあるらしく、もともとは東京にあるサンドイッチ屋さんが発祥とのことでした。 そのサンドイッチ屋にはかつて私も訪れたことがあり、断面が見えるようにラッピングがされていて、かなり印象的だったのを覚えています。このように可愛らしく、写真映えする断面のことを「萌える断面」、略して「萌え断」と呼ぶそうです。 その時、ふと閃きました。このアイディアは、ブログの話題に活かせるかもしれない...! というわけで、自宅の近くの八百屋さんで購入した食材を使って、野菜のテリーヌを作ることにしました。 テリーヌはもともとフランスの家庭料理で、肉や魚、野菜などのあまりものを鍋や型につめて焼きあげる冬の保存食です。現代ではゼラチン液やムースを流し込み、その断面には色とりどりの食材が敷き詰められております。まさしく「萌え断」にふさわしい料理でしょう。 敷居の高そうな料理ですが作り方は意外とシンプルで、それぞれ食材を塩茹でし、型に丁度いい大きさにカットしていきます。アスパラ、ズッキーニ、オクラ、サーモンを詰めた後、隙間にブロッコリーを詰めていきます。その上からゼラチンを溶かしたコンソメスープを流し込み、上から重しを載せて冷蔵庫で3~4時間程寝かしました。 そうして出来上がったテリーヌがこちらです。 ...なんでしょう、微妙ですね。 これでは到底「萌え断」と呼べる代物ではありません。リベンジする時間も少なく諦めかけていましたが、何とか奮起して2回目を作ることにしました。私は長男だったので諦めませんでしたが、次男だったら諦めていたと思います。 翌週の日曜日の朝、八百屋に猪突猛進し、新鮮な野菜を購入してきました。ブロッコリー、ほうれん草、ズッキーニ、オクラ、アスパラ、インゲン、キャベツを一つずつ丁寧に塩茹でします。野菜を茹でるだけで1時間かかりました。今回はコンソメスープにサーモンとホタテの出汁をとってより本格的な味わいのゼラチン液を作りました。 そして、食材たちを型に詰めるときが最大の難関です。パウンドケーキ型にどう詰めたら、カットしたときに「萌える断面」になるのか。藤森の中で最大のインスピレーションを湧かせるべく、全集中で取りかかります。 悪戦苦闘の末食材を詰め終わり、冷蔵庫で冷やし固めたら、いよいよ緊張の瞬間です。 あれっ。どうやら私はいつの間にかフランス料理店に来ていたようです。 見た目もさることながら、お味も格別ではありませんか。野菜それぞれの触感が感じられるほど良い茹で加減で、サワークリームのソースが初夏の香りを運んできますね。冷えた白ワインにピッタリではないですか。美味しすぎて、油断すると服がはじけ飛びそうです。 ...と、ワインを飲みすぎて現実に戻ってくるのに時間がかかってしまいました。 休日は美味しいものを自分で作って過ごすのもまた一興ですね。 以上、賃貸保証のフォーシーズ新宿支店藤森のフォーシーズブログでした。
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