2022.05.16(月)
ゴールデンウイークの過ごし方
[ 横浜スタッフ ]
お疲れ様です、横浜支店の武井です。
皆様はゴールデンウイークをどのようにお過ごされましたでしょうか。帰省された方や遠出された方、逆にここぞとばかりにインドア生活を満喫された方様々だと思います。
私は前々から行きたいと思っておりましたすみだ北斎美術館に行ってきました。
常設展では、葛飾北斎の生涯を追っていく中で富嶽三十六景はもちろんのこと、デビュー作品や晩年の作品など時代に合わせた様々な作品が展示されておりました。
中でも私が一番興味を惹かれたのが「富士越龍(ふじこしのりゅう)」という作品になります。葛飾北斎晩年の肉筆画の作品であり、大きな富士山とその後ろに黒雲が立ち上っており、その中に小さな龍が描かれております。富士山の雄大や、小さいながらも繊細に描かれている龍に改めて葛飾北斎の偉大さを感じました。一説にはこの龍は葛飾北斎自身を見立てており、自らの死を悟った葛飾北斎が富士山の高嶺を目指したものではないかと言われております。説明を聞く前でも作品から葛飾北斎の偉大さを感じましたが、説明を聞いた後では作品の力強さに納得を致しました。
また、企画展では「北斎花らんまん」というイベントが行われておりました。葛飾北斎と門人たちによる様々な花の作品が展観されており、季節ごとの花々や桜を花見している風景などがございました。
花の種類に疎い私でも分かりやすいように作品の横に作品と花の説明が書かれており、楽しみやすい企画展になっておりました。
企画展の順路の前半では、季節ごとの花で分けられており、1~3月では梅、3~5月は桜、6~10月は桔梗、11月~2月は椿といった代表的な花をメインに色々な花に関する作品を鑑賞しました。
私が興味を惹かれたのが「新形小紋帳」という作品でした。
こちらの作品は文様集で、鶴の紋様を様々な花で表したページが展示されていました。その中でも牡丹で作られた鶴の紋様は驚きました。牡丹であることがわかるうえで鶴としての原型を留めており、とても華やかなものでした。
まだまだ説明したい作品がございますが、百聞は一見に如かず。ご自身の目で作品を見ていただければより作品のことを分かっていただけると思います。
以上、店舗保証のフォーシーズ横浜支店武井のフォーシーズブログでした。
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