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企業理念

社訓十ヶ条

2022.09.20（火）

SEA！

[ 経営管理部 ]

お疲れ様です。
暑い夏も工夫しながら、楽しく過ごされている方々のブログを読んでいるとなんだか夏を満喫できた気がしてきます。
毎年早く寒くならないかな...とまだ暑い時期から秋物の洋服を取り出して眺めては「...入るかな」と定期的に確認しつつ秋の訪れを待つのが、私の毎夏の過ごし方です。

そんな夏が苦手な私ですが、今年は暑くなっても8月以外は休日もできるだけ外に出よう！という目標を一人静かに立てていました。とはいえ、遠くに行きたいというよりは、近くで何か探したい、と思った結果、引越して以降まだまだ知らない場所の多い近所を仕事帰りや休日に散歩して過ごしておりました。

私の家は海の近くで、海まで歩いて10分ほどです。海が好きな方には最高！かもしれません。マリンスポーツや、海水浴に来た観光客と思われる方々を近所のスーパーやコンビニでよく見かけます。コンビニには、浮き輪が売ってあります。海が近いコンビニならではなのではないでしょうか。
楽しそうにワイワイと海に向かう方々を見ているうちに、せっかく近いのだから海で何かしようかな...と思い、行ってきました。

マリンスポーツでも海水浴でもなく、釣りです。

子供のころによく兄妹で釣りに行っていたので、浮きや釣り針のつけ方はわかります。近所の釣具屋さんで餌だけ買い、知り合いに会っても気づかれないレベルの紫外線対策ばっちり、怪しげな姿で、釣具屋さんに聞いたおすすめスポットへ。すでに釣り人が数人。地元の方らしきおじちゃんたちがのんびりと釣り糸を垂らしていました。ベテランの風格漂う釣り人たちに少し緊張しながらも、両サイドの釣り人との距離を保ち（投げるときに引っかかると危ないですし、距離が近すぎると、糸や釣り針が水中で絡まってしまうので）、予想以上に生きのいい餌の動きに驚きつつも静かに（魚が逃げてしまいうので）いざ、釣り開始です。

そんなにガンガン釣れるわけではないだろうな...と一投目。リールを巻いていると、「（ん...？これは...）」ツンツンとつつくような、引っ張るような、釣りをしたことのある人にはわかる、あの感覚が糸から釣り竿を通り、両手へと伝わってきます。いや、期待するな、と思いながら、ゆっくりリールを巻くと、またツンツン。これは...確実に食べられている...、餌だけを...！！！
巻き上げてみるとやはり、三か所付けた餌が明らかに小さくなっていました。四苦八苦してつけた餌を、また四苦八苦しながらつけて、二投目...三投目...。気が付くと二時間近く釣りに没頭しておりました。

その日釣れた（というよりたまたま針に引っかかった）のはフグと、餌だけとっていく小さな魚が数匹。そろそろ帰ろうか、と思いふと周りを見渡すと、釣り人がこちらを見ている...。まずい...何かマナー違反だったろうか、とドキドキしながら会釈すると、「何が釣りたいの？」と麦わら帽子のおじいちゃん。「キスです」「だったらもう一回り小さい餌のほうがいいよ」とだけ言うと、さっそうと釣り竿を持って去って行かれました。

それから釣りに行くこと数回、「あんまり遠くに投げなくて大丈夫だよ」や「投げたら少し流して、しばらくしてから引き始めるといいよ」と、お隣の釣り人からアドバイスをもらいながら、釣りを楽しんでいます。初回以降は毎回晩御飯にちょっと添えられる程度の魚を釣って帰っていますよ。

こちらが釣ったお魚です。