2010.04.01(木)
入社式
[ 代表取締役社長 丸山輝 ]
皆様、本日は誠におめでとう御座います。
19名の方が無事に入社する事が出来ました。一昨年の暮れから昨年の春にかけて皆様方と初めて説明会でお会いして、面接でお話をして、懇親会を経て、本日を迎えたのですが、いつもながらあっという間です。とにかく無事に19名の方が入社出来てよかったなと思います。それでは皆様に、業界を取り巻く環境と、今後の弊社の展望を交えながら祝辞を述べさせて頂きます。
まず皆様はとても運が良いです。国土交通省が保証会社を登録制にし、規制を行う事になりました。実行は来年の3月迄に行われ、その期日から半年間の猶予が設けられます。ですから、今年の後半から来年の9月までには規制は実行されます。私は随分前から、業界団体に対し、「監督官庁を確定させ、保証会社の健全な運営の為のセーフティーネットを設けるべきです。」と言っていました。しかし、何の議論もなされないまま年月が経ち、業界は価格競争に巻き込まれました。ところが、価格が安ければ良いのかというと、そうではありませんでした。価格競争の結果、多くの保証会社が倒産致しましたし、生き残っている保証会社もあまり利益が出ていない企業ばかりです。
しかし規制後は、明け渡しの際の保証会社の対応が標準化され、それに見合った保証委託料の算定がなされるようになります。今までは、不動産業界の慣習に則った明け渡しにより、トラブルとなり、批判を受ける事があったのだと思います。しかし、厳しい規制によって対応が統一し、その結果、問題がなくなり保証会社は地位を確立していきます。当然、厳しい規制に対応する為に今後は保証委託料の金額は上がる事はあっても下がる事はあり得ません。安い保証委託料では厳しい規制に対応できないので、値上げをするか、保証内容を削るなどの何らかの措置を取らなければ保証会社は生き残れません。保証範囲が狭い保証会社なんて意味がありませんから、各社の保証委託料は値上がりします。そして保証会社各社は金額でなく、サービス内容で競う事になります。
フォーシーズ株式会社の強みはスピードと柔軟な対応のサービスです。きっと、我々にとって来年以降は、今までと違い業務を行い易いようになっていくと思われます。懸案だった業界団体も昨年末には新たに、一般社団法人「賃貸保証機構」が設立されました。賃貸保証機構の活動骨子は
(1)入居者支援
(2)自主規制の制度化
(3)保証会社倒産の場合の救済制度
となっており、今までに業界で議論されなかった入居者支援策や健全な保証会社の経営とセーフティーネットについて熱く議論がなされていますし、その他にも業界の発展の為の様々な情報交換や議論が活発になされています。このように今業界では潮目が急激に変わっており、皆様には明るい未来が待っていると言えます。
ただ、業界に明るい未来が待っているといっても、楽をしてのんびり日々を過ごしていれば良いのかというと、それではいけません。フォーシーズ株式会社の企業理念は「人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事。その中から新しい仕事を生み出し、社是のもと、お客様が満足するサービスを追及し、社会に貢献してまいります」というものです。企業理念実現の為に、先輩達と共に「人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事。」を積極的に行い、社会に貢献致しましょう。皆様方のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
以上を持ちまして、私からの祝辞とさせて頂きます。本日は本当におめでとう御座いました。
入社までのスナップです。
【懇親会】
ゲームのひとコマ
【新年会】
記念写真で飲んでいるのは誰?
皆さんいい気持ち
【入社式】
各店をモニターで繋いでの入社式
採用担当の石塚君お疲れ様でした
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