2011.02.04（金）
何とも言えない明渡し
[ 福岡スタッフ ]
皆様お疲れ様です。
昨年入社された方は業務にも慣れたでしょうか？
『人が煩わしいと思うこと』をやる仕事ですから大変な事も経験されたかと思います。
その中でもお亡くなりになった方の明渡し業務は大変ですね。この高齢化社会で孤独死は年々増えてきていますので避けて通れないことだと思います。
なかでも自殺をされた方の部屋ともなると、何とも言えない気分になります。
毎年3万人を超す自殺者はその７０％以上が男性で特に中高年の自殺率が増加しているようです。
自殺の原因は健康問題、生活・経済的な問題等が多いそうです。
しかし去年私が手伝った物件内自殺の明渡しの中で珍しいケースがありました。
その物件は福岡市にある眺望が良い２ＬＤＫ。一人暮らしには十分すぎる広さです。
契約当時に揃えたのでしょうか、当時は高価格だったと思われる家電製品、家具の数々。
契約者は誰もが知る大手企業に勤める男性です。いわゆるいい部屋・いい暮らし。
それに、綺麗に片付いた部屋でした。
何が原因だったのか？なぜこんないい部屋に住む人が自殺を図ったのか？
私は考えずにはいられませんでした。
幸せとか充実とかその人の心が決める事は考え方次第です。
どんなに辛いことや嫌なことがあったとしても人生や命を投げ出してしまっては何も解決はしませんよね。そんな事をして喜ぶ人は一人も居ません。
どんな事があっても決して投げ出さず継続していく事、固執せず、絶えず変化に対応、未経験や未知の事にも挑戦していくことが大事だと感じた明渡しでした。
以上、福岡店田中のフォーシーズブログでした。
毎日の記事は下記リンクから閲覧できます。
福岡スタッフの記事は下記リンクから閲覧できます。
|
|
