カテゴリーリスト

バックナンバー

閉じる

フォーシーズ社員専用ブログ

企業理念

企業理念


社是

社是


社訓十ヶ条

社訓十ヶ条

2012.05.28(月)

『仕事は楽しい』

[ 代表取締役社長 丸山輝 ]

先日、子供達と仕事について話をしていた時、私から「企業経営者になりたいと思うか?」と尋ねたところ、「社長は大変そう」と子供達から答が返ってきました。「何故、そう思う?」と尋ねると「お父さんは殆ど家に居ないし、たとえ休みで家に居たとしても、いつも仕事しているから大変そうだ」と言うのです。私は「お前達、お父さんが『大変だ~、仕事が辛いよ~』と言った事ってあったか?」と聞くと、「一度も無い」と答が返ってきたので、私はこう言いました。「お前達は将来、駄目な大人になっているのかもしれないな。だって、お父さんは一度も仕事に対して辛いとか言ってもいないのに、勝手に大変なのもだと思い込んでいる。仕事が出来る事は幸せなことだ。お前達は仕事が大変な事だと思っているようだけど、大人になっても仕事をせずに遊んでばかりいたら、それこそ大変だ。究極、遊んでばかりいるよりも仕事漬けのほうが幸せだし、社会に貢献できている。仕事は楽しいものだよ。ところでお前達は休みの日でも勉強をしているけれど、お父さんから見たら、それこそ大変そうだ。小さな子供のうちはもっと遊べ。遊ばないと頭が悪くなるよ。」と冗談混じりに言うと彼らは何ともいえないような顔をしていました。


採用活動において学生と1対1で行う個別面接があります。その時に彼らから受ける質問に「企業経営をしていて今迄で一番辛かった事は何ですか?またどうやって克服しましたか?」というものがあります。しかも多いです。この質問に対していつも答えに困るのですが、私は大人になって辛かった事などいちいち覚えていないのです。「今までで・・・」と聞かれると、「子供の頃に・・・」と答えられるのですが、「起業~今迄で・・・」と聞かれると、起業~今日までの間、瞬間的には辛いと思ったとしても、「辛いな~」とか浸っていた暇はなく、常に問題解決に心血を注いでいますから、一番に辛かった事は?などと聞かれてもピンとはきません。そんな気持ちに浸っているくらいなら、問題の解決方法を見つけて早めに手を打った方が良いし、またそうでなければ会社は倒産してしまいます。私は小学生の頃から早く仕事がしたくてうずうずしていましたし、作文にも「早く大人になりたいです」と書いています。幼い頃から家業の手伝いや新聞配達の朝刊配りのアルバイトをやっていましたし、中学生~高校生の間は、春休みも、夏休みも、冬休みも、休みとなれば日雇い労働のバイトに精を出し、コツコツ貯めたお金で10代後半から株式投資を行い、大損し、20代になったら直ぐに不動産を買い、やはり損をしました。ちなみにこれは自宅ではなく投資用として購入しアパートを建築したものです。株もこの最初に建てたアパートも損を出しましたが、良い経験として私を支えています。経験こそ自分への最大の投資です。経営にもとても役に立ちます。私にとって不動産は企業経営を行う上での信頼度向上の為のツールであり、いい意味での足枷であり、保険のようなモノでもあります。学生と話していると私と同じように家主になりたいと言う人を見かけるのですが、しかし仕事はあまりしたくはない様なのです。このような人は仕事を行なわずに不労所得として家賃を得たいと考えているようです。馬鹿げた話です。持ち家ですら買う事が難しい現代なのに、人一倍働きもせずに人並みかそれ以下の労働しか行なわずに新たに不動産を購入する事など出来る筈が無いのです。家主を馬鹿にするにも程がある!と言いたくなりますし、サラリーマンを馬鹿にするな!とも言いたくなります。サラリーマンで成果を出す人は見えないところでも一生懸命に仕事をしています。これは学生時代の勉強と同じです。出世する人はやるべきことを人よりやっているのです。人一倍努力した人でなければ成功の果実は得られないのです。


私の知っている経営者に「早く社長を引退したい」と言う人が居ます。引退してのんびりしたいと言うのです。このような人は割合と多いです。皆、疲れています。一方で引退した経営者の中には、「やはり仕事がしたい」と言う人の割合もかなりの数だと感じます。私は経営者にとって後継者育成こそが最大の使命だと思っていますから、良き後継者が育ったときは喜んで身を引かなければならない、とその時をいつも想定しています。だからといって仕事を行うステージから全て身を引き、労働を一切行なわなくなる人生などは考えられません。趣味や遊びでは社会に貢献は出来ません。労働でしか社会に貢献は出来ないと考えます。私はどんなに歳を取ろうとも何かの生産やサービスに関わりを持ち、社会に貢献しなければならないと思っています。それが生きると言うことだと感じるのです。


毎年、世界の国の幸福度ランキングなるものが発表されているそうで、日本は安全面では1位だったりするのだけれども、仕事し過ぎで余暇が足りない、という理由から20位台だったり40位台だったり、時には80位台だったりするのだそうです。私はそれを聞いて、だったら本当は1番幸福な国だろうと思いました。日々の仕事が出来る、本当はとても有り難い環境に対して感謝の気持ちを忘れた人達の歪んだ考えが順位を落としているだけであり、安全であり、仕事を命一杯出来る環境の日本は最高の国ではないではありませんか!


フォーシーズ株式会社 社是
一、正義
行う事業に正しい道義がある事、従業員一人一人の行いが正しくある事。
一、誠実
全ての人々に真心で接する事。
一、育成
正しい人材教育が最大の使命と心得、その育成に努める事。
一、感謝
自らが生かされ、仕事を担える日常を、感謝の心で満たす事。

皆様、仕事を楽しみましょう。
以上、フォーシーズ代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。

毎日の記事は下記リンクから閲覧できます。
« 「出会い」   ||   世界一 »

代表取締役社長 丸山輝の記事は下記リンクから閲覧できます。
ページのトップへ

カテゴリーリスト


最近の記事


バックナンバー

カテゴリーリスト

最近の記事

バックナンバー

ページのトップへ