2013.02.18（月）
鶴岡八幡宮参り
[ 横浜スタッフ ]
お疲れ様です。横浜店の中島です。
2月も中旬を過ぎ、皆様如何お過ごしでしょうか。
先日神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮へお参りに行った際に見かけた言葉です。
天将降大任于斯人也
必先苦其心志、労其筋骨
餓其体膚、空乏其身
行拂乱其所為
所以動心忍性、曾益其所不能
どこかで読んだ覚えがある文と帰路で悩みに悩んだ挙句答えは出ず、それが孟子の唱えた言葉であることに気づくのに3日程かかりました。
「天の試練」とされる一節で、意味としては「天上の神がある人物に重要な任務を与えようとした時、必ずその人の心を苦しめ、肉体を疲労させ、生活を困窮させ、やる事なす事すべてがから回りするような大苦境に陥れるもの。それは天がその人の心を鍛え、忍耐力を増大させ、大任を負わせるに足る人物に育て上げようとしているのだ」というものです。
周囲をよく思い起こせば、私達が知っている優れた人格・知恵があり、人の心が読める能力を発揮している人は皆さん悲惨な体験をくぐり抜けてきた者と言っていいと思います。簡単に言うと「自らの心を悩まし、苦痛をとことん味わった者だけが、人間が生まれついて持っている力を自覚し、開花させられるもの」という意味です。
自身がどれだけの人間なのかを客観性をもってはかることは非常に難しいと思いますが、今の自分を、昨日の自分を、これからの自分を常に超えていく姿勢を持って生きる事を続けていれば、為すこと全てが己の反する結果になろうとも、時を経て振り返れば自身の糧になっている事に気づけるものではないでしょうか。
そんな事をふと感じた平成25年2月の鶴岡八幡宮参りでした。
以上、高級賃貸保証のフォーシーズ横浜店中島のフォーシーズブログでした。
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