フォーシーズブログ｜キャリアアップ

企業理念

社訓十ヶ条

2013.02.25（月）

キャリアアップ

[ 代表取締役社長丸山輝 ]

皆様、お疲れ様です。
只今、採用活動真っ最中ですね。通常業務の合間を縫って、採用活動に参加して頂いているスタッフの方々、本当にご苦労様です。感謝申し上げます。
さて、学生の方々と話していると「丸山さんは転職してはいけないと言うのですか？」と質問を受ける事があります。私は決して転職をしてはいけないと言ったつもりは無いのですが、一部の人にはそのように聞こえるようです。私が言っているのは、３年位で転職を考えるのはキャリアアップではないですよ、ということです。一方、弊社の取締役は３名ですが、皆、中途です。私はフォーシーズを創業は致しましたが、フォーシーズ新卒入社生ではありませんから中途といっても可笑しくないと思っています。そして専務は２０余年、部長は１５年ほど前職でお勤めでありました。そしてお二人が勤務していていた企業とは今も弊社と取引があります。これは何を意味するかと言いますと、お二人ともきちんと後任へ引継ぎを行なった後、弊社に入社しているという事です。逆にそんな事も出来ない人は弊社に必要ありません。胸を張って正門から出て行くことが出来るのか？こそこそと裏口から逃げて行かねばならないのか？の違いはその人のその後の人生に大きく影響します。前者のように筋道を通していける人には、協力してくださる人達、応援してくださる人達が多く集まります。その人が「信用出来る人」だからこそ皆が応援団になるのですが、後者のようにそれらしい理由を付けて逃げてしまう人には、良き協力者、応援団が集まりません。このような人を「信用が無い人」と言います。「司法書士になりたい」「行政書士になりたい」「税理士になる」「会計士になる」などを理由に会社勤めが続かない人に限って成果が出せていないものです。このような人は資格取得さえすれば成功できると勘違いしていますが、基本の信用力が無ければ仕事は頂けません。「海外に行く」「スポーツ中心の生活をしたい」等の『隣の芝は青い症候群』の若者もたまに見受けます。そもそも全ての業界には、本気度の高い人が既に学生時代からその道を極めるべく努力を続けているわけですが、そのような人達に対して、社会に出た後に簡単なことも乗り越えられない負け組みの人が途中から取り組んだところで勝てる筈がありません。年長者の進言も聞かずにこそこそと裏口から逃げて行き、数年後、自ら宣伝した事は行なわずに町でアルバイトをしている姿を見るととても残念な気持ちになります。話を戻しますが、仕事というのは短期間ではキャリアを積むことは出来ません。事実、数年程度の勤務期間ではどこに行っても弊社役員のようには迎い入れてはもらえません。平社員から再スタートとなるのです。キャリアアップする転職とは新たに努める会社から厚遇される事なのですが、１０年、２０年単位の勤務が出来ない人を厚遇対応しようなんてどんな会社も思いません。一方、弊社のように伸びているベンチャー企業に新卒入社した場合は、数年でキャリアアップしているかのように出世します。しかし、これも本物ではなく、あくまで過程です。過程なのですが、伸びているベンチャー企業では、未だ完全に育っていなくても人材不足の為に、早い段階で役職を与えられるのです。本物になる前に役職を与えられ、その業務を行いながら本物へとキャリアアップをしているのです。この経験は成長するベンチャー企業で働いてからこそであり、醍醐味というものでしょう。しかし、全員がこのように幸運な立場を得られるかというとそうではありませんが、自分がキャリアを積めないからといって落ち込んだり、焦ったりする事は無用です。ましてやそれが転職サイトの広告、資格取得を呼びかける専門学校の広告、インターネット上の嘘の情報に惑わされる事になってはなりません。焦らずにじっくりと腰を据えて、辛い事を乗り越える癖「越え癖」を付けましょう。越え癖が付いた頃、本物のキャリアアップが現実のものとなっています。

以上、代表取締役社長丸山輝のフォーシーズブログでした。

代表取締役社長丸山輝 | 2013.02.25（月） - 16:58:30

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