フォーシーズブログ｜あなたは何番？

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社訓十ヶ条

2013.05.26（日）

あなたは何番？

[ 経営管理部 ]

皆さんお疲れ様です。法務部の新美です。
今回は、時事ネタを1つ。
5月24日に、ついに共通番号制度関連法案（マイナンバー法案）が可決され2016年1月から制度がスタートすることとなりましたね。
一斉に賛否の記事やニュースが飛び交っていますね。
　国民一人ひとりに番号を割り当て、所得や年金、納税などの情報を1つの番号で管理する番号となりますが、今までありそうでなかったこの仕組み。一体何桁の数字なのかと考えた方もいるのでは無いのでしょうか？
　正解は、12桁です。
この12桁の番号で、氏名や住所、生年月日、所得、税金、年金などの個人情報を一元管理します。また、希望者には、番号と顔写真などが記載された個人番号カードが交付されるとの事。希望者にはというところに？がつきますが、兎に角、非常に重要な番号になることは間違いないという事です。　携帯番号に、銀行の暗証番号、様々なパスワード、覚えなければいけない番号が年々増えている気はしますが、情報流失のリスク分散はされています。しかし、マイナンバーは幾つもの情報を一括管理しているため、その他の番号とは重要度が違いますね。番号を忘れたときや、その番号があっているのか確認する場合は、何の情報と照合、確認するのかなど考えたら疑問に思うことが沢山あります。
　ちなみに、我が子は一卵性の双子、恥ずかしながら二人を並べると違いが分かりますが、一人で見ると区別が付かない事が多々あります。これでマイナンバーを顔写真で確認するといった方法や一桁違いの番号を割り当てられたならば間違いが起こるだろうとも考えたりもします。
　海外でも、このマイナンバーを導入している国もありますが、情報流失、なりすましなど、様々な事件や問題が起こっているのも事実。是非、管理体制を万全にした上でスタートしてもらいたいものです。現行案では行政機関での運用に限られ、民間での運用の可否は先送りになっていますが各行政機関が民間企業に業務を委託している昨今、相当な工夫、管理が必要になりますね。当社でも、大切な個人情報を扱っていますので細心の注意を払って業務に取り組みましょう。

　以上、高齢者保証のフォーシーズ法務部新美のフォーシーズブログでした。