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社訓十ヶ条

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2013.06.03(月)

宮沢賢治に習って

[ 横浜スタッフ ]

お疲れ様です。横浜店石山です。
6月になりました。研修生の方々は早くも入社から2ヶ月過ぎましたが、会社には慣れましたか?早く戦力として一緒に働ける日を楽しみにしております。
横浜店には、幸運にも4人もの研修生が配属されました。皆互いに切磋琢磨している姿を見ると、私も負けていられないなという気持ちになります。先輩方にも、研修生たちを常に気にかけて頂き、以前よりも仕事も丁寧になり、拠点として良い方向に向っていると思っております。
店長として、この拠点をより良くしていくためにも、正しい人材教育が必須です。教育とは、とても奥が深いものですが、私は、宮沢賢治の「告別」という詩を元に人材教育をしていこうと日々考えております。
宮沢賢治といえば、「銀河鉄道の夜」や「雨ニモマケズ」などで知られる有名な詩人ですが、中でも最も私が好きな作品として「告別」という詩があります。実は、宮沢賢治は農学校で教師をしていたことがあり、退職した時の生徒への思いがこの詩に綴られております。
学校でオルガンを教えていた宮沢賢治が、とある生徒の奏でる楽器の才能を評価しつつも、その才能は1万人の中には5人くらいはいるもので、その5人でさえ環境や己の生活によって才能を失ってしまうものなのだから、お前はそのような人にはなって欲しくないということを伝えています。そして、「自分は4月から学校にはいないけれども、その程度の才能で腰を掛けているような、そのような多数にだけはお前はなって欲しくない」といった、離れる教え子に対しての厳しくも深い愛情を残している詩となっております。
この詩で私が学んだことは、「どんなに優れている人でも環境によりその才能は失われてしまう」「人に厳しいだけでなく、人を愛して接しなければならない」ことです。
また、特にこの詩の中で考え深い言葉があります。
「すべての才や力や材といふものは ひとにとゞまるものでない ひとさへひとにとゞまらぬ」
 教職を通じて教育の真髄を知った宮沢賢治が語るこの言葉の真の意味を理解することは、まだまだ未熟者の私にはできませんが、社員一人一人の才能が損なわれない環境を整え、愛情をもって一人一人に接することで、よりこの言葉の本当の意味に近づいていくのではないかと考えております。
社是にある「正しい人材教育が最大の使命と心得、その育成に努める事。」を果たすことは、マネージメントを務める立場において一番の難関だと感じておりますが、仕事を通じて器を大きくしていき必ず果たせるよう精進していきたいと思います。
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以上、学生保証のフォーシーズ横浜店石山のフォーシーズブログでした。

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