2013.06.19(水)
端午節
[ 経営管理部 ]
こんにちは。経営管理部文理です。こちら上海も梅雨にはいり、いよいよ蒸し暑い季節がやってきました。真夏が怖い今日この頃です。
旧暦5月5日にあたる先日の6月12日、上海では「端午節」というお休みの日でした。中国では祝日をうまく連休にするため、土日を平日扱いとすることがよくあります。今回の場合、水曜日が祝日の為、8,9日の土日を平日扱いとし、10,11日の月火曜日を休みにしたため3連休になりました。学校、会社もこのように動くため、大変リズムが狂います。慣れるまでもう少しかかりそうです。
さて、話は戻りますが、みなさん「端午の節句」の由来を知っていますか?色々と説はあるのですが、その中の一つをご紹介します。
かつて、中国に楚という国がありました。始皇帝が中国を統一する少し前です。その楚国王の側近に屈原という人がいました。この人は大変優れた人物だったようで非常に人望も厚い人でした。その後、楚は始皇帝率いる秦に滅ぼされてしまうのですが、国が滅んだことを憂いた屈原は失意の内に川に身を投げ自殺しました。
そのことを知った周辺の人々は屈原の体が魚に食べられないようにと米を笹の葉で巻いたものを川に投げ入れました。これが粽(ちまき)の由来とされています。また、これより後は屈原の魂を鎮めるため、粽を投げ入れるようになり、端午節となったといわれています。中国ではこの時期、ドラゴンボートという船で競争する祭りごともあり、これも屈原を助けるために漁師が先を争って船を出したことから始まったと言われています。
このように日本にもある行事は中国由来のものも数多くあります。こういった日中の共通部分をうまく利用して中国の方ともコミュニケートしていきたいと思います。
また面白い行事があれば紹介していこうと思います。
以上、オフィス保証のフォーシーズ経営管理部文理のフォーシーズブログでした。
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