フォーシーズブログ｜世界の人々と

企業理念

社訓十ヶ条

2013.09.09（月）

世界の人々と

[ 経営管理部 ]

こんにちは。経営管理部文理です。上海ではお盆を過ぎたころから急に涼しくなってきました、日本は各地で雨がすごいようですね。皆様、季節代わりの風邪には注意しましょう。
さて、中国にきてちょうど1年になりました。あっという間の1年でしたが、本当に色々な国の人たちと知り合うことができました。軽く考えただけでも、東南アジア、中央アジア、ヨーロッパなど10カ国以上。つくづく世界は広いと実感します。今回はそんな知り合いとのちょっとしたエピソードを書こうと思います。
上海の学校に入学して間もない時期、私は授業の合間に教室の後部に貼られている世界地図を眺めていました。あの国は中国語だとこんな漢字になるのかと見ているだけでもおもしろいです。そんなとき一人のクラスメートが話しかけてきました。「ウェンリー（私の名前は中国読みするとこのようになります。）、あなたの住んでいるところは日本のどこ？」それまでの授業でどこの国出身かということくらいはお互い知っていたので私は福岡を指差して答えました。その後、「君はフランスだよね。パリとかなの？」という感じでパリを指差して聞いたところ、そのクラスメートはインド洋に浮かぶ一つの島を指差しました。私は「は？」といった感じで地図を覗き込むとそこには「レユニオン島」（フランス領）とあります。確かにフランスです。帰宅後レユニオン島について調べると佐賀県ほどの面積の島に約80万人の人々が生活しており、インドや中国の人も移民している世界遺産もある島でした。ほかにも休止中を含めると2つの火山があり鹿児島みたいなかんじかなあと想像しています。人生の中で、まさか南半球、アフリカに近い小島出身の人と知り合いになるとはと不思議な気持ちを感じたのを覚えています。
その後、今年の７月にインターネットのニュースを見ていたとき、「海水浴場で鮫に襲われる」という見出しを見つけのぞいたところそのレユニオンでの出来事でした。今までだと「レユニオン？どこ？」といった感じで間違いなく記事など読んでいなかったと思います。私は今世界に関わる生活をしているんだなあと実感しました。ちなみにその友達に話したところ、「あそこは危ないんだよねえ、あまり地元の人は泳がないの。」と顔をしかめていました。
日本にいるとなかなか多くの外国の人と接することはありません。良くも悪くも完成された国なんだと思います。その完成された国を離れ１年、今の生活を通じ、さらに視野を広め仕事に活かすことができればと考えています。

以上、店舗保証のフォーシーズ経営管理部文理のフォーシーズブログでした。