フォーシーズブログ｜ばかりになってないか

企業理念

社訓十ヶ条

2014.02.13（木）

ばかりになってないか

[ 経営管理部 ]

皆さんお疲れ様です。法務部の新美です。
2月も半分が過ぎようとしていますね。2月は逃げるといいますが、皆さん逃げられないように一日一日を充実させがっちり掴んで行きましょう。
さて、そんな最中、先週全国のマネージャーが会した研修が行われました、今期、来期に向けた話し合いが様々行われたのですが、どのマネージャーも皆自拠点のスタッフの事を深く考え、思いやっている様子が伺えました。私もマネージャーという役割を与えてもらって暫くですが、今回は私の失敗談を一つご紹介したいと思います。
｢やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。｣皆さんご存知、山本五十六の有名な言葉です。マネジメントを行う方や、そうでない方も聞かれたことがあるかと思います。以前も本ブログで紹介されていましたね。それくらい、感銘させられ、的を射ている言葉だと思います。未熟な私は、｢やることはたった4つ、簡単、楽勝。｣くらいの気持ちでした。今思うと恥ずかしいですね。しかし、そこは人と人、そんな簡単なことは無く、この4つのバランスとタイミングが非常に難しいという事です。そこで、私が何を失敗したかというと、マネジメントが｢やってみせ｣ばかりになっていたということです。スタッフを思い、やってみせているつもりが、単に、それは｢やってみせ｣では無く、自分が主となり行動し１プレーヤーになって、｢やっている」だけだったのです。他の、｢言って聞かせて、させてみて、褒め｣の作業を怠っていたのです。いや、この4つの中で一番やりやすい「やってみせ」の言葉に都合よく乗っかっていて、自分がやった方が早いからと行動していただけなのかもしれません。当然、マネージャーが１プレーヤーとなればマネージャーは不在になりますからチームはうまく機能しません。
やってみせ続けることは労力が要りますが、言い聞かせ続けることはもっと労力が要ります、また、させてみせる事は勇気がいりますし、褒めてやるには結果が必要になります。本当に洗練された言葉だなと改めて感心します。さらに、バランスとタイミングが重要になり、やってみせてばかりでも駄目、言って聞かせるばかりでも駄目、褒めてばかりでも駄目という事です。何か、うまく行かないなと思ったときにはバランスを考えてみると少しヒントになるかもしれません。また、マネジメントされる側の方は、受け取る側として、この4つ意識すると効果的です。何かを成し遂げようとした際は「やってみせられたことを憶え（覚え）、言って聞かされた事を実行し、させてもらった事に感謝し、結果の評価（確認）を受ける」簡単そうで難しいですね。やってもらうばかりになってないか、言われてばかりになってないか・・現状を自身にあてはめてみるといかがでしょうか。
そんな、失敗を思い出しつつ改めて仕事の難しさと面白さを感じる研修でした。日々勉強、本日も頑張って行きましょう。

以上、高齢者保証のフォーシーズ法務部の新美のフォーシーズブログでした。