フォーシーズブログ｜食わず嫌いもほどほどに

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社訓十ヶ条

2014.12.18（木）

食わず嫌いもほどほどに

[ システム開発部 ]

お疲れ様です。データセンターの中川です。
最近、ある人に誘われて以来将棋漫画を読むのがマイブームです。
今まで自分で将棋を指すことはたくさんあっても、それを題材にした漫画を読むことはありませんでした。何故かと聞かれるとはっきりとした答えが出せないのですが、食わず嫌いのようなものでした。今まで自分がたくさん経験したことを題材とした漫画を読んでも、得るものはあまりないと考えていたのかもしれません。
しかし読んでみると、これがすごく面白い。たちまちハマってしまいました。
このような漫画は作家さんと監修役となるプロの棋士が協力して作っています。作家さんはもちろん漫画を描くのが仕事ですが、監修役の仕事は何でしょうか。もちろん作家さんの考えた設定が将棋のルールに反してないかを確認したりもしています。しかしそれ以上に大変な仕事があるのです。
答えは、作家さんの考えたシチュエーションに合った戦いをプロの公式戦の記録から探してくることです。実は漫画の中で戦っている将棋の内容は現実にプロの試合であったものが使われているのです。何気なく描かれた盤の上の駒の配置も、プロの公式戦から引用されています。
ただ、プロの公式戦は年間2000局以上あります。その中から漫画のキャラクターが使う戦法に合った試合や、漫画の展開に合ったドラマチックな将棋を探すのは、かなり大変な作業です。インターネットのない時代はもっと大変だったそうです。昔の囲碁や将棋漫画はたくさんの人の苦労の結晶だと思います。
写真は「ハチワンダイバー」、「盤上の詰みと罰」、「3月のライオン」です。どれも面白いですが、「3月のライオン」が将棋を知らない人にも分かりやすく、オススメです。皆さんも是非一読してみてください。

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