フォーシーズブログ

企業理念

社訓十ヶ条

2015.02.23（月）

利他

[ 経営管理部 ]

皆さんお疲れ様です。法務部の新美です。
2月も終盤に差し掛かり、私は毎年2月には逃げられているような気がしてなりませんが、皆さんは如何でしょうか？残り数日ですががっちり掴んでいきましょう。
さて、今回はちょっと前に読んだ本から少し。　地獄と極楽は、外見上は全く同じような場所だがそこにいる人たちの心が違うだけという。地獄と極楽には同じような釜があり、そこには同じようにおいしそうなうどんがぐつぐつと煮えている。ところが、そのうどんを食べるのが一苦労で、長さが１メートルほどある長い箸を使うしかないのです。地獄に住んでいる人はみな、我先にうどんを食べようと、争って箸を釜に突っ込んでうどんをつかもうとしますが、あまりに箸が長く、うまく口まで運べません。しまいには他人がつかんだうどんを無理やり奪おうと争い、喧嘩になって、うどんは飛び散り、誰一人として目の前のうどんを口にすることはできない。おいしそうなうどんを目の前にしながら、誰もが飢えて衰えている。それが地獄の光景だというのです。それに対して極楽では、同じ条件でも全く違う光景が繰り広げられていて、誰もが自分の長い箸でうどんをつかむと、釜の向こう側にいる人の口へと運び、「あなたからお先にどうぞ」と食べさせてあげる。そうやってうどんを食べた人も、「ありがとう。次はあなたの番です」と、お返しにうどんを取ってあげます。ですから極楽では全員がおだやかにうどんを食べることができ、満ち足りた心になれる・・。思いやりの心の有無で極楽にも地獄にもなるというたとえ話です。うどん好きの方はぞっとしたかも分かりませんね。もちろん蕎麦派の方も気を付けてくださいね。麺タルって大事ですね。まぁそんなヌードルジョークはともかく。ふとした拍子に今の自分の言動は利己的だったのか利他的な言動だったのか考える時があります。皆さんは如何でしょうか？そんな私は、まだまだ全てが利他的とは言えませんが、できればおいしいうどんが食べたいものです。本日のランチは、「あ～ん。」と私が箸をむけるかもしれませんね。

以上、賃借人保証のフォーシーズ法務部の新美のフォーシーズブログでした。