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社訓十ヶ条

2015.03.30（月）

安産文化

[ 福岡スタッフ ]

お疲れ様です。福岡支店の李です。先週の気温は一気に２０度を超えましたが、今週はまた寒くなってきました。皆さんの体調管理は大丈夫でしょうか？
さて、最近気になったことを紹介させていただきます。私が担当している地域に宇美八幡宮（うみはちまんぐう）があります。社伝「伝子孫書」によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途に応神天皇を産んだ地に、敏達天皇３年に応神天皇を祀ったのに始まりました。「宇美」の地名も「産み」に由来するものです。平安時代ごろから石清水八幡宮と本末関係となりました。鎌倉時代初期から安産の神として信仰されるようになりました。現在も宇美八幡宮に「安産育児」の信仰が持っている方が安産祈願や安産の御礼に参拝されます。宇美八幡宮では、４つの大きな祭があります。今回紹介するのは子安祭です。今年は４月１５日の午前中に祭典斎行を行われます。

子安の名称の由来は神社の神木として社殿向かって左側に「子安の木」と言う槐の木があります。それは神功皇后が出産のときにすがりついた木だそうです。宇美八幡宮の湯方殿の前には「子安の石」と呼ばれる拳大の石が納められている、妊婦は安産を祈願してこの石を持ち帰り、出産後は別の新しい石を添えて返すという風習があります。この二つ子安と言うものがある為、「子安祭」の呼び名が生まれたと言われています。そして「子安祭」を行われていた隔年に神幸の儀式があり、当日の早朝よりその祭典も行われます。
自分の中国にも、このような安産に関するの文化があります。それは新婚夫婦に下記の物を必ず食べさせることです。それはナツメ、ピーナッツ、リュウガン、ハスの実、この四つのものです。理由としては（下記の通り）、この四つの食べ物を中国語で表すとわかります。

この四つ食べ物中国語の発音により「早生貴子」の意味になります。日本語に翻訳すると早くお子さんに産まれますようにとのことです。この四つのものをお粥に入れて食べさせます。
安産祈願などの機会があれば、４月１５日の子安祭に見に行けばいかかでしょうか。それかナツメ、ピーナッツ、リュウガン、ハスの実をお粥に入れて食べてみてはいかかでしょうか？