フォーシーズブログ｜おひとりさま

企業理念

社訓十ヶ条

2015.04.23（木）

おひとりさま

[ カスタマーサポートセンター ]

お疲れ様です。カスタマーサポートセンター中島です。
皆さんは「おひとりさま」平気ですか。１人で外食できない方、結構いらしゃるようですね。
私は良いと思ったら１人でどこでも入れます。
でも、そんな私が躊躇したのが、蒲田温泉。
友人の結婚式で東京に行くので、帰りにゆっくりして帰ろうと思って調べていたところ、東京にも温泉があることを知ったんです。蒲田なら、京急沿いだから、帰りに空港へ向かう途中に寄れる！と安易に考えて、日帰り入浴ができる旅館を探しておきました。ホームページはなかったけれど、「日帰り入浴可」という情報があったし、駅前だし良いだろう、と思ったのです。
いざ言ってみると、私が想像していた旅館とは随分違いました。あとから知ったのですが「ビジネス旅館」という部類だったようです。私の勝手なイメージでは、冬場に雪国から東京に出稼ぎに来た方が数ヶ月単位で利用したり、工事等の長期出張で一定期間宿泊するときに使うような旅館、といえば分かるでしょうか。昭和を感じさせるコンクリートの５階建ての建物で、入り口のガラスドアは、古い理髪店を思わせるような雰囲気。「歓迎」と書かれた文字がはげかかっています。駐車場の横には「連泊可」「本日利用できます」の大看板があり、よーく見ると「日帰り入浴可」と一応書いてあります。ガラス戸の向こうをのぞくと電気はついているけど薄暗い･･･不気味！！
このビジネス旅館の前や後ろや右や左を行ったり来たりしながら迷うこと３０分。ここまで来たから！と入ることに。
重たいガラス戸を開けると、誰もおらず、静まり返っています。正面のカウンターはアーチ型にかたどられ、ピンクのカーテンがかかっています。呼び鈴があったのでおそるおそる鳴らしてみました。中からエプロン姿のおばちゃんが出てきました。
「えっと、何の営業？」
「あ、いえ、日帰り入浴できますか」
「ん？あ？お風呂！！？」
私のような客はココには来ないようでした。
鍵とタオルを借りて温泉へ。ネットで知ってはいたけど黒い！

しっかり温泉を満喫しました。温泉好きの私が１５分であがるほど"濃い"温泉でした。洗面器にお湯を入れると底が見えないくらい真っ黒です。関東の皆様、勇気を出して是非おひとりでどうぞ。