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企業理念

社訓十ヶ条

2015.11.10（火）

歯

[ カスタマーサポートセンター ]

お疲れ様です。カスタマーサポートセンター中島です。
「反省だけならサルでもできる」というフレーズを知らない人と一緒に働いていることを最近知りました。ということは「芸能人は歯が命」も知らないでしょうね。そりゃ10歳近く年齢差があれば仕方ありません。
私は芸能人ではありませんが歯を大切にしています。そして芸能人ではありませんがモデルに選ばれたことがあります。

小さいころからある大学病院（歯科）の定期検診通っていました。昔はものすごーく歯並びが悪く、歯列矯正することになりました。そこで選ばれたんです、モデルに。
モデルに選ばれたがために、様々な指令を受けることになりました。
指令その１「家族全員の歯並びがわかる写真を持ってきてください」
矯正を始める前、小学５年生の時に受けた最初の指令がこれです。そんな写真あるわけがない。仕方がないので撮ることになりました。夕食後家族４人で歯を磨き、押入れ（ふすま）の前に整列。正面向いて「アー」してパシャリ。「イー」してパシャリ。右向いて「アー」してパシャリ...。なんとも不思議な写真が仕上がりました。
指令その２「家族全員の頭蓋骨レントゲン写真を撮らせてください。
並べられた頭蓋骨レントゲン写真。不気味だったのでよく覚えています。「お母さんの頭蓋骨とお父さんの歯が遺伝したから歯並びが悪くなったんだねぇ」と先生が説明してくれましたが、私の頭の中は「指令その１はいらないじゃん！」でいっぱいでした。
指令その３「自力で帰ってください」
ある時、いつも通り一人で病院に行くと「今日はこの先生について行って」と言われました。そのヨレヨレ白衣を着たおじいちゃん先生（今思えば教授）について歩き病棟を出て、別の棟（今思えば大学の学舎）の部屋に通されました。パリッとした白衣を着たお兄さんとお姉さん（今思えば学生）が１０人くらいいました。ヨレヨレ白衣のおじいちゃんがよく分からない話をしながら、私に「アーして」というので言われたまま口をあけました。パリッと白衣のお兄さんとお姉さんが1列に並んで私の歯を覗き、メモを取ったりうなずいたりしていきます。そんなやり取りが２０分ほど続いたあと、ヨレヨレ白衣のおじいちゃんが「はい、どうもありがとう」と私を部屋から出しました。キョトンとしていると「今日は終わりだからもう帰っていいよ」と。方向音痴な上に子供の私に一人で帰れというのです。せめて「地下鉄の駅はこっちだよ」とか言ってくれればいいのに。必死で出口を探して帰りました。
この後高校３年生までかけて矯正は終了。親知らずのせいで少し歯並びは崩れましたが、自然に口を閉じることができるようになりました。現代の歯列矯正は私の歯が貢献しているのよ！と勝手に思いながら、毎日歯磨きしています。