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2016.09.06(火)

精霊流し

[ 経営管理部 ]

こんにちは。経営管理部の松本です。
9月に入り、朝夕は涼しい日も出てきました。
気温の差により体調を崩しやすくなるので気を付けなければと思う日々です。

さて、今回は長崎県の精霊流しについてご紹介します。
長崎県佐世保市に親戚(母のいとこ)がいます。
以前、お盆に精霊流しがあるから見においでと言われたので、お言葉に甘えて母と姪と一緒に遊びに行きました。

精霊流しとは、長崎県の市内で毎年8月15日に行われる行事で、お盆前に亡くなった人の遺族が故人の霊を弔うために手作りの船を曳きながら街中を練り歩き、極楽浄土へ送り出すというものです。
精霊は「しょうろう」と読みます。
船は大小様々で船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく書かれてあます。中にはペットの写真を飾った小さな船もありました。ペットも大切な家族ですね。
船の飾り付けには故人の趣味などを反映さているそうです。こだわった様々な船がありました。

船を曳きながら練り歩くとき、爆竹を鳴らします。音と火薬の匂いが凄かったです。
前日、テレビの番組で爆竹を鳴らす祭りが映った時に、姪が「爆竹ってなに?」と聞いてきたので、「明日の精霊流しのとき分かるよ」と答えました。
パンパンパンと音が鳴ったとき姪に「あれが爆竹」と伝えました。
なぜ爆竹を鳴らすのかというと、 魔除けの意味があり、道を清めるためとのことです。

昔は、精霊船を川に流していたそうですが、今は道を練り歩くだけになったそうです。各地決められた広場まで船を曳いていました。
川は灯籠のみ流していました。私も祖父に対し「天から見守って下さい」と書いて流しました。
灯りのゆっくり流れていく様は魂がゆらゆら漂っているようでした。

blog20160906.jpg

佐世保についてから精霊流しの時間まで予定がなかったので、迎えに来たおじさんが平戸まで連れていってくれました。平戸城、平戸大橋、重要文化財の田平天主堂を廻りました。
次の日は母と姪と3人でパールシーリゾートに行き、水族館のイベントの真珠玉出し体験をしたり、遊覧船に乗ったりしました。
2日間とも私と姪にとって、初めての体験ばかりでした。
来年、機会があったら行ってみて下さい。

blog20160906-2.jpg

以上、オフィス保証のフォーシーズ経営管理部松本のフォーシーズブログでした。

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