2016.11.04（金）
日帰り芸術旅行
[ カスタマーサポートセンター ]
お疲れ様です。カスタマーサポートセンターの山本春菜です。九州では先日までおよそ秋らしくない暖かい日が続いていましたが、最近になってようやく冷え込んできたように思います。タイミングを計りかねていた衣替えにもやっと着手しました。
先日、大宰府の九州国立博物館で行われている｢京都 功山寺と明恵上人―特別公開 鳥獣戯画―｣と、熊本市の上通で行われているジブリの立体建造物展に行って来ました。子どもの頃からずっと見たかった日本最古の漫画と言われる鳥獣戯画と、親しんでいるジブリの催事が九州で同時期に開かれているとあれば行くしかありません。
6時に家を出て高速に乗り、九州国立博物館についたのは8時半。悪天候かつ開館30分前でしたがすでに30人ほど並んでいました。通常は9時半からなのですが、初日からお客さんがあまりにも多かったので土日祝祭日は開館時間を早めることにしたのだそうです。私たちが並んだあとからも次々と人は増えていき、開館を迎える頃には100人ほどの列になっていました。
音声ガイドから流れる春風亭昇太さんの軽妙なナビゲーションを楽しみつつ、たっぷり2時間ほどをかけて展示品を隅から隅まで観て回りました。鳥獣戯画のエリアでは、生き生きとした動きで描かれた動物や人の姿、修復されているとはいえ現存する800年以上前の巻物や墨に感動。筆でこんなに細かく描けるものなのかと感嘆するしかありませんでした。
功山寺と明恵上人のエリアでは掛け軸や置物、経典や日記等が展示されていましたが、毛筆でも字の得手不得手があるんだなぁ･･･と思いました。会場を出る頃には館内は黒山の人だかりで、改めて鳥獣戯画展の話題性と早めに来て正解だったことを実感しつつ、国立博物館を後にしました。
その後はお昼休憩をとったり寄り道をしたりしながら熊本市へ移動。立体建造物展に着いたのは夕方でしたが、それでもお客さんは結構いました。こちらは家族連れが多く、大人も子どもも皆楽しそうにじっくりとラフ画や設定資料、模型等を眺めていました。展示物の中で圧巻だったのは3mほどもある、｢千と千尋の神隠し｣の湯屋の模型です。表の橋や玄関はもちろん、裏の従業員部屋やぼろっちい非常階段まで細部にわたり再現されていて、とても見応えがありました。
たまにはこんな風に芸術に触れるのも、人の感性や考え方がわかって良いものだな、と思いました。機会があればジブリ三鷹もの森美術館に行ってみたいものです。
以上、店舗保証のフォーシーズカスタマーサポートセンター山本のフォーシーズブログでした。
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