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2017.02.28(火)べっぴんさん[ 新橋スタッフ ]
お疲れ様です。営業本部第2グループの石山です。息子が昨年の大晦日に産まれ、奥さんも家に帰ってきたので家では毎日癒しをもらっています。一方で、家にいるときは、奥さんの負担を少しでも軽減できるようにと思っていますが、自分の出る幕もなくパッパッとこなしてしまうのでもっとしっかりしなきゃなと思う毎日です。いやー、情けない限りです。 そんな毎日を送る中で、昨年からNHKをよく見るようになりました。奥さんのご実家の影響が大きいのですが、実は今まで大河ドラマや朝ドラなどに関しては無頓着でこの30年過ごしていました。大河ファンタジーなるものも今やっていて、時代の流れに追いついていない私ですが、タイトルにさせて頂いた朝ドラの「べっぴんさん」は録画を中心に全話見ていて今一番はまっています。 皆さんは、「べっぴんさん」と聞いて何を思いますか?私は今まで、べっぴん(別嬪)=美しい人と言う意味しか知りませんでしたが、朝ドラでべっぴん(別品)=特別なもの という意味があることを知りました。べっぴん(別品)は京ことばの一種のようですが、皆さんはご存知でしたか?ちなみに別嬪は別品がもとになってできたものらしいです。 さて、朝ドラの概要をお伝えしますと、舞台は昭和初期の神戸のお話になります。第2次世界大戦前から話は始まり、裕福で幸せな家庭環境で育った主役の坂東すみれが、戦争を経て、何もかも失い、全ては0からのスタートという絶望的な状況に追いやられます。そんな中、幼い頃母親から教わった手芸や刺繍をもとに、主に子供服を作り、様々な境遇を抱えながら集まった女性たちと共に総合子供服屋「キアリス」という会社を立ち上げる話になります。当時の日本は強く、女性は家を守り男性は働きに出るという考えが根付いている中、女性ならではの発想と熱意で会社を作り上げ、一方で子育てをしていくドラマとなっています。 私がこのドラマが好きな理由として、今や社会全体的に広がっている女性の社会活躍の走りになったことを描いていて、目的意識ある人が性別の垣根なく活躍していく様を感じとり刺激になること、これはもちろんのことですが、それ以外でも勉強になることがたくさんあるということです。 一つは、主人公の坂東すみれとその娘であるさくらの信念である、「もらった人がうれしいと思うような、想いを伝えるべっぴんを作る人になりたい」という信念が生きている強さになっているということがドラマからひしひしと伝わることです。仕事をしていく中で、相手のことを考えることはもちろん大切ですが、「相手に想いを伝える」ということ、これがなによりも大切だということを私は常に感じてしまいます。自分自身に置き換えると、マネジメントでいつも躓くときは「相手に想いを伝える」これを忘れているときだと思います。部下にどうなって欲しい、これをやって欲しいなどと思うのは簡単です。「相手に想いを伝える」これができなければ、そのマネジメントは独りよがりになってしまいます。改めて振り返ると当たり前のことですが、意外と忘れてしまうんですよね。 他の理由は、ドラマの象徴である四葉のクローバーに意味があるということがとても好きです。「勇気」「愛情」「信頼」「希望」このすべてがそろうことで人は幸せになるということです。どの言葉もとても好きで、ドラマではこの四葉のクローバーが子供服に刺繍されています。四葉のクローバーの刺繍にも、ひと針ひと針上記の意味を込め、その服を買った人にその想いを届けることはなんとも素晴らしいことだなと思っております。
これは、私のイニシャルが縫われたマフラーになります。出産時に精一杯付き添ってくれた感謝にとこのマフラーのプレゼントしてもらいました。とても嬉しかったです。私も想いをこめて奥さんの背中をずっとさすり(男はこれくらいしかできない無力なものだと当時感じたものですが)、その想いが少しでも届いたのかなと思います。私にとって、このマフラーはべっぴんでずっと大切に使い、将来大きくなった息子に渡せたらと思っております。 以上、賃貸保証のフォーシーズ営業本部第2グループ石山のフォーシーズブログでした。
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