2017.03.12（日）
わかりやすい表現と豊かな表現
[ 札幌スタッフ ]
お疲れ様です。札幌支店の渡邊です。3月に入り、札幌でも降雪が減り、雪解けのシーズンになってきました。ただ、溶けた雪がまた夜に凍ってしまいアイスバーンになってしまうので、引き続きスリップ事故などに注意が必要です。
私は最近、日本語は難しいなと思うようになりました。なぜかといえば、よく本を読むようになったからです。これまでは、本を読むといえば漫画のほうが多かったのですが、最近では漫画を読まなくなり、小説などを好むようになりました。日常会話と違い、小説では普段目にしない漢字や表現が多く使われており、意味が分からなければ、その都度調べて読むようにしています。特に昔の小説などを読んでみると、表現が難しいものが多いです。
最近、調べた言葉を例に挙げると、「蓋然性」というものがありました。蓋然性というのは、ある事柄が起こるか否かの確実性の度合いという意味です。可能性と同じ意味のようですが、可能性は何％など確率を数値化できるのに対し、蓋然性はその事が起こるか否かなので、蓋然性が「ある」または「ない」という表現になり、数値化できないようです。
とはいえ、こういった言葉はなかなか日常会話では使われません。ことわざや四字熟語なども、学校で習う程度で、なかなか出て来ませんよね。日常会話は、いかにお互いがわかりやすくコミュニケーションを取れるかが重要になると思うので、こういった言葉は教養として知っておくと良いという程度になるでしょうか。
ただ、小説を見ていて思うのは、それらの日本語はシンプルでない分、豊かな表現につながるものも多いと感じます。それらの表現を常に使うのはちょっと憚られますが、わかりやすい日表現と豊かな表現をそれぞれ活かして、自身の表現力を高めていければと思います。
以上、学生保証のフォーシーズ札幌支店渡邊のフォーシーズブログでした。
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