2017.09.20（水）
少し止まって「歩く」こと
[ 新橋スタッフ ]
もう夏も終わりだと言うのに、虫刺されに悩まされております。東京本社営業本部の長谷川です。
最近、歩く事について考えました。
どんな時に歩くのか、考えたことはありますでしょうか。トイレに行くため、会社に行くため、お客様の元へ伺うため、家に帰るため。何か目的がある時、私たちは少なからず歩かなければなりません。
そんな中で、今回は歩くことを目的として歩くことを紹介します。かっこつけて言いましたがいわゆるお散歩です。私の最近の趣味のひとつです。
住宅街を歩いていると、家と家の間の細道の突き当たりにオレンジ色の光が見えて立ち止まる。「何があるんだろう？行ってみようか」と光の方へ歩くと、そこは小さな本屋さんでした。古本や雑誌、絵本に、自主制作した小冊子等が所狭しと並べられており、1冊ずつ手にとってパラパラとめくりました。友人は欲しかった本を見つけたようで、そこで購入。いい出会いだったと満足していたようです。
いくつかのアパートの隙間に小さな鳥居が見え、足を止める。近付くと小ぶりな鳥居の奥には急な階段があり、その先には小さな祠がありました。なんの神様が祀られているのかは分かりませんが日本人の性でしょうか、しっかりお参りをします。
『大名時計博物館、この先左折』という看板を見つけ、足が止まる。ちょうど近くにいたおじいさんに「これ、面白い博物館なんだよ」と教えていただき、入り口はどこにあるのか今日も空いているのかを聞きました。入り口に着くと、7月～9月いっぱいまで休館の貼り紙が。少しがっかりしながら、先ほどのおじいさんの言葉を思い出し、10月になったらまた来よう、と思いました。
こんな調子で、目に付いたもの興味を惹かれた場所に足を進めました。この日は三ノ輪あたりをスタートし日暮里を通過、谷中、根津、千駄木の通称 「谷根千」で食べ歩き、東京芸術大学の学校祭を見学し、上野公園までを友人と散歩しました。関東の方にしか伝わらないかもしれませんがかなり歩きました。足がパンパンでした。
そして散歩中私が足を止めてしまいがちな理由の1つがこちらです。
住宅街の一角でカメラを持って猫を追いかけ回す様はさぞ不審なことでしょう。心なしか猫たちにも警戒されております。
このように、散歩をしていると少し立ち止まることが多くあります。そして、歩くという字は、少し止まると書きます。少し止まって目的を見つけてまた歩き出すことが散歩の面白さなのかな、と思いました。
皆さんも、少し立ち止まって、周りを見渡してみてはいかがでしょうか。きっと、思いがけない出会いや発見があることと思います。
以上、家賃保証のフォーシーズ東京本社営業本部長谷川のフォーシーズブログでした。
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