フォーシーズブログ｜映画みてます

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社訓十ヶ条

2020.10.04（日）

映画みてます

[ 大阪スタッフ ]

お疲れ様です。大阪本社の絹見です。
新しい一人時間の使い方として、この半年で宅飲みと映画をみることが増えました。

わたしは生粋の二次元オタクなので、30分アニメ鑑賞が未だ大半なのですが、バラエティー番組やアニメでない映画も、以前より視聴するようになりました。
ぱっと思い出せる限りでも「シン・ゴジラ」「翔んで埼玉」など、実写邦画といえども、オタクくささが漂うラインナップですね。

そして今回は、先日公開されたアニメ映画に関して！です！！！やっぱり！

痛ましい事件もありましたので、アニメに詳しくないという方もニュースなどで京都アニメーションという制作会社の名前はご存知かと思います。
放火事件とコロナ影響による二度の延期を経て、待望の劇場公開を果たした京都アニメーション制作の『劇場版　ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は一見の価値ありです。丁寧な心理描写や美しい作画はもちろん、とにかく泣けると話題です。

前情報として、開始5分から泣ける、バスタオルがいる、替えのマスクがいる、という話を聞き、わたしも対策を講じました。ほぼ、すっぴん状態、所持品はバスタオルと替えのマスクと普段持ち歩かない化粧道具、いざ劇場へ。
ストーリーとしてどんでん返しがあったりするわけではないのですが、わたしも映画後半は目元からバスタオルが外せず泣きっぱなしでした。最終形態はマスクにタオルを挟み込み、ハンズフリーで涙をながし続けるスタイルを選びました。おかげであまりマスクも濡れずに済み、泣ける映画鑑賞スタイルを確立させました、おすすめです。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、テレビシリーズ自体をご覧になっていなくとも、劇場版映画のみで十分に楽しめる、とても『想い』のある素晴らしい作品です。加えて件の事件を受け、公開に至るまでのたくさんの人の色々な想いも詰まっているのだと思うと、また涙が止まらなくなってしまいます。
作品鑑賞にあたってはあまりそういった背景や難しいことを考えないようにしているのですが、それでも見終わったあとに「伝えたい想いを伝えること」の大切さを感じました。言葉足らずなところがあるわたしですが、きちんと気持ちを伝えるようにしなければ、伝えたいことは伝わらないのだ、という意識をあらためて持てました。

こういった意識の変化や成長のきっかけは、日常生活で他人と関わる中にあると思います。不要不急の諸々が制限され、相対的にその機会も減ってしまっています。
それでもこの状況下で映画を楽しむ機会が以前より増えたことによって、人との関わりだけでなく、ひとつの作品からでも自分が変わるきっかけが見つけられるという新しい発見がありました。

コロナのない映画の世界に触れることで笑ったり泣いたり、現実と一線を画すことは、心のデトックスにもなると思います。
10月は環境の変化が目まぐるしい方も多いと思いますが、リフレッシュのひとつとして映画の世界に没頭する時間をつくってみるのはいかがでしょうか。