2023.04.10(月)
「あさげ」ってどういう意味ですか?
[ 新宿スタッフ ]
お疲れ様です。新宿支店の藤森です。
春になりました。新入社員も迎え、心機一転、新たなスタートを踏み出す季節です。
一方で藤森家では、前年度から未だ解決していない問題が目の前に立ちはだかっております。
それがこちら。
ふるさと納税で注文したお米です。
昨年12月に駆け込みながら注文したコシヒカリが、毎月10キロ、6カ月間届きます。
3月までに5キロの米袋が計6袋届いておりますが、なぜかいまだに4袋残っております。藤森家では1ヶ月あたりの米消費量が約3キロだったということが結果的にわかり、計60キロの米を消費するのに20か月かかる予定です。
しかしいくらお米とはいえ、夏などは高温多湿を避けなければすぐ腐ってしまいますので、夏本番を迎える前に消費量を増やしていくことが急務となっております。
なんでも、5キロの米袋に対して25万粒の米粒が入っているらしいです。私は昔から「米一粒に7人の神様がいる」と教えられてきたので、一袋をダメにするということは計175万人の神様を葬ってしまうことになります。そんな罰当たりの極みのようなことは決してするわけにはいきません。
ごはんが進む料理を研究することが、今の私に課せられた使命なのです。
そして古今東西ごはんが進む料理をヨネスケさんばりに探し回った結果、今回つくるメニューの食材がこちら。
右からヒラメ、えんがわ、たこ、トリガイ、本わさびです。
築地場外市場に朝早く駆け込み、たちこめる海鮮焼きの匂いを振り払いながら収穫してきました。
ヒラメをそぎ切りにして、みりん、しょうゆ、酒とすりおろしたニンニクを混ぜ合わせたタレに漬けます。
炊きあがったお米をなみなみどんぶりに盛り、その上からヒラメ、えんがわ、トリガイを盛りつけ、仕上げに卵黄をのっけたら...
「ヒラメの漬け丼」の完成です。
青森で有名な食堂の看板メニューを参考に作りました。ずっとその食堂に行きたいとは思っているのですが、なかなかタイミングがないので自分で作ってしまいました。
この日最初に胃袋にいれる食べ物としては文句ないでしょう。まずは蛸の味噌汁をすすり、胃を温めましょう。そうして胃袋の準備が整ったところで、ヒラメの漬けをごはんと一緒にかきこみます。はい、最高です。ヒラメの食感と、にんにくの風味が食欲を増進させてごはんがもりもり進みます。えんがわとトリガイは、しょうゆと卵黄、おろしたて本わさびと一緒に頂きます。はい、天才です。えんがわの脂とトリガイの食感、卵黄の舌触りと本わさびの辛味が混然一体となって、口内で幸せが充満しております。
丼にすることで、お米もたくさん食べることができるうえ、満足感もこの上なく、まさしく一石二鳥、最高のあさげ=朝ごはんでした。
ヒラメの漬け、思った以上に簡単にできたので、皆さんもぜひお試しください。
今回のメニューで丼一杯、約1万粒のご飯を消費でき、7万人の神様を大切に頂くことができました。あと残り167万人の神様は今月中に美味しく頂けるよう、引き続きごはんが進む料理の探求を続けたいと思います。
以上、テナント保証のフォーシーズ新宿支店藤森のフォーシーズブログでした。
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