フォーシーズブログ｜本格ミステリから茶番まで

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社訓十ヶ条

2023.04.15（土）

本格ミステリから茶番まで

[ システム開発部 ]

お疲れ様です。システム開発部山本です。

突然ですが、皆さんは「マーダーミステリー」という種類のゲームをご存知でしょうか？

ゲーム...といっても、スマホやゲーム機を使ってプレイするゲームではありません。
参加者の会話によって物語を進めていくゲームです。

では、どんなゲームなのかと言いますと「ミステリー」と付いているように簡単に言えば「発生した事件の犯人探し」を行うゲームです。

ふんわりとした説明となりますが、進行役とプレイヤーに分かれ、進行役は物語の進行を行い、プレイヤーは証拠を集めつつ、時には自身の無実を訴えながら議論を行い、各々に配布された「ハンドアウト」に則って使命達成を目指します。
村人の中に隠れた人狼を探すゲームとどこか近いかもしれません。（こちらをモチーフにしたマーダーミステリーもあります！）
最終的に投票を行い、多くの得票数を獲得した人が「犯人」となりますが、果たしてそれは正しかったのか...進行役から明かされる場面は毎回緊張の一瞬です。

どのハンドアウトにするかはプレイヤーが選ぶのですが、選ぶ段階では「どんなキャラクターなのか」というような「表」の情報しか開示されていません。
「このハンドアウトは犯人ではありません」「このハンドアウトが犯人です」といった情報は「裏」のハンドアウトとなり、事件当日、どのような動きをしていたのかなどの詳細は配られたプレイヤーにしかわかりません。
そのため、ハンドアウトを選ぶ段階では自身が謎解きを行う側なのか、犯人だと悟られないように動く側なのか分からないままに選ぶことになります。
進行役の方から「裏」のハンドアウトをもらうまでの緊張感、ハンドアウトを確認して「なるほど！」となったり「どういうことだ？」となったり、どう動こうかと模索する時間もとても楽しいです。

議論したり、証拠を集めたり、使命達成のために交渉したり...限られた時間の中で謎解きを行うのは非常に頭を使いますが、みんなで一つの事に取り組んでいるからかどんな結末になってもなかなかに充実感があります。
真相に迫れなかったり、犯人だとばれてしまったりするともちろん悔しさはありますが！

個人的に、このマーダーミステリーではプレイヤー全員に「謎解き」を行う場面があるのがとても楽しいなと思っています。

ミステリーでよくある、関係者全員を集めて「さて...」と探偵役が話し始めるあれです。

ただ、ミステリーと違って、真相が分かっていなくても、犯人が分からなくても、怪しい人がいなくても、実は犯人であっても謎解きを行わなくてはなりません。
なんとかもっともらしい言葉で推理を行うために頭をひねって舞台に立ちます。

たとえ犯人だとばれていても懸命に「自分は違う！」「信じてくれ！」と弁解するのは、それはそれで楽しいです。

もちろん、自身で参加するのが楽しいですが私のつたない説明では「どんな感じなのかわからない...」というお声も多いと思います。ので！興味を持っていただけましたら動画などもありますので是非ご覧になってみてください！
難点としては、動画を見てしまうと自分でその作品に参加できなくなってしまうのですが...いろいろなジャンルの方がいろいろな作品に参加されていますので「どんなものかな」と興味が出てきた方はぜひ「マーダーミステリー」で検索してみてください！