2016.07.08(金)
祇園祭
[ 京都スタッフ ]
お疲れ様です。京都支店の小野です。梅雨真っ只中のこの時期ですが、先日京都では最高気温37度を記録し、夏の到来がすぐそこまで来ていることを実感しております。
京都の夏の風物詩といえば、そう祇園祭です。日本のみならず、外国からもたくさんの観光客で賑わうお祭りで、大阪の天神祭、東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつであり、京都三大祭り(葵祭・祇園祭・時代祭)のひとつでもあります。祇園祭はおよそ1100年前、平安時代に疫病が流行り、平安京の広大な庭園であった神泉苑に日本全国の国の数の鉾66本を立て、八坂神社の前身である祇園社を信仰して、病魔退散を祈願したのが祇園祭の始まりとされております。
今回は、意外に知らない祇園祭のちょっとした豆知識を紹介したいと思います。
祇園祭というと、7月17日に行われる山鉾巡行が一般的には広く知られていて、山鉾巡行のことが祇園祭だと思われている方が多いですが、実は7月1日~7月31日までの1か月間行われています。7月1日から始まる祭神を祀り、祭りの無事を祈願する「吉符入(きっぷいり)」という神事を皮切りに、様々なお披露目や神事を実施しながら、7月31日に祭りが無事に終了したことをご祭神に報告する「疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい)」という神事で締めくくられます。なんと、八坂神社の氏子さんたちは、祇園祭の開催期間中にはキュウリを食べてはいけないそうです。キュウリの切り口が八坂神社のご神紋と似ていて「恐れ多い」とのことからだそうです。
また、7月17日の山鉾巡行前の3日間はそれぞれ「宵々々山」(14日)、「宵々山」(15日)、「宵山」(16日)と呼ばれており、各山鉾町内で山鉾を間近に見物できます。このとき、授与してもらえるのが粽(ちまき)です。以外に知られてないですが、この粽は食べるものではなく玄関に吊るすお守りでご利益は各山鉾によって違い、安産祈願・縁結び・雷除け・立身出世・学問成就などがあります。
7月は3連休などもありますので、是非、祇園祭に興味をもたれた方は京都へお越しください。
以上、外国人保証のフォーシーズ京都支店小野のフォーシーズブログでした。
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